二十面相の塔? 気分は少年探偵団「水の塔公園・野方配水塔」【東京】

水の塔公園 野方配水塔
東京都中野区の哲学堂公園のすぐ近くには、異彩を放つ変わった塔があります。クラシカルな外観はまるで江戸川乱歩の『少年探偵団』の世界。心の中で二十面相の塔と呼んでいます。

妖怪とあまりにも深すぎる哲学的な公園「哲学堂公園」【東京】
   井上圓了は明治〜大正に活躍した哲学者。東洋大学の創立者としても知られますが、彼の別の顔は『妖怪学』の権威。そんな井上博士が建設した、東京中野区の哲学堂公園を訪れました。

近代上水道の父・中島鋭治博士の設計による

水の塔公園 野方配水塔
この塔の名称は野方配水塔(のがたはいすいとう)。近代上水道の父と呼ばれる・中島鋭治博士(1858~1925)が設計したものです。博士の死後、昭和2年(1927年)に着工、昭和5年(1930年)に完成されました。

現在は震災対策用の応急給水施設

水の塔公園 野方配水塔
昭和41年(1966年)に東村山浄水場ができるまで給水施設として使用されていました。その後1977年に中野区立水の塔(みずのとう)公園が作られ、野方配水塔は震災対策用の応急給水施設となりました。地震の時には中野区民の大きな力となる塔ですね。

塔の足下で見上げると大迫力

水の塔公園 野方配水塔
高さ33.6メートル、幅18メートル。塔の足下で見上げると迫力がありますね。小さな公園なのでよりいっそう塔の大きさが実感できます。公園の中に塔があるというより、塔の下に公園を配置したという感じです。

モダンな欧米仕込みのデザイン

水の塔公園 野方配水塔
中島鋭治博士は東京大学理学部土木工学科を首席で卒業後、アメリカやドイツ留学をして欧米の衛生工学、土木工事を学び帝国大学の教授になったという超優秀なエリート。モダンな給水塔のデザインは欧米仕込みでしょうか。

お参りの時によく訪れます

水の塔公園 野方配水塔
私事ですが、この公園のすぐ隣の蓮華寺には敷地内に哲学堂動物霊園がありまして、私の愛フェレットの魂が眠っています。お参りで時々訪れてこの塔を見るたびに「怪人二十面相が良く似合う塔だなあ」と思います。

怪人二十面相が似合う塔?

水の塔公園 野方配水塔
私の心の中では勝手に「二十面相の塔」と呼んでいるんです。そこでそのイメージをフォトショップの画像加工で表現してみました。もしあなたも訪れることがありましたら、ちょっとだけ少年探偵団気分に浸ってみてくださいな☆(2006年08月27日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

水の塔公園・野方配水塔(のがたはいすいとう)
住所 :東京都中野区江古田1-3
電話 :03-3389-1111(中野区役所)
休園日:年中無休
入園料:無料
駐車場:無し
関連URL:野方配水塔(ウィキペディア)
※情報修正2017年03月

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