家が屋根まで埋まってる!?「土石流被災家屋保存公園」【長崎】

土石流被災家屋保存公園
長崎県土石流被災家屋保存公園には被害を受けた11棟の家屋を、野外にそっくりそのまま保存しています。異様な風景にぎょっとします。家が屋根の高さまで土に埋まっているんです!

火砕流も土石流も両方怖い

土石流被災家屋保存公園
がまだすドームでいやというほど味わった土石流の恐怖。雨によって数十トンもあるような岩や大量の土砂が怒濤のごとく押し寄せるのです。時速100キロ以上のスピードを持つ火砕流に焼かれるのも怖いけど、土石流に飲まれて生き埋めなんてぞっとしますよ。

火砕流の怖さを嫌というほど体験できる「がまだすドーム」【長崎】
    平成3年の雲仙普賢岳火砕流では43人もの命が失われました。長崎県のがまだすドームは火山について体験学習できるミュージアム。がまだすとは島原の方言でがんばるという意味です。

屋根まで土に埋まっている!

土石流被災家屋保存公園
土石流被災家屋保存公園には被害を受けた11棟の家屋を、野外とテント内にそっくりそのまま保存しています。入場すると異様な風景にぎょっとします。家が屋根の高さまで土に埋まっているんです! 家屋の大部分は土の下。

土砂で家はめちゃくちゃ

土石流被災家屋保存公園
ある家の一階部分の台所は完全に土の下に埋もれ、ガラスを突き破って侵入した土砂が子供部屋になだれ込み、玄関、居間、納戸、寝室が土で一杯になっています。一家団欒の場所がめちゃくちゃに破壊しつくされています。やぶれた障子が痛々しいです。

実際に人が住んでいた家

土石流被災家屋保存公園
家の二階部分にも容赦なく土砂は侵入。その凄まじい光景に呆然。火山の噴火の威力をこれほど雄弁に語るものはないでしょう。がまだすドームの展示にびびっている私はまだまだ甘かった。実際に人が住んでいた家屋はもっと胸に迫ってきます。

当時はこんな光景があちこちに

土石流被災家屋保存公園
屋根だけ残して土に埋もれた家々はあまりに奇っ怪で悪い冗談のようです。冗談だったらどんなに良いか。実際の火砕流・土石流の損壊は2511棟、被害額は2999億円。公園には11棟の家屋しかありませんが、当時はこのように埋没した家屋があちこちにありました。

天災の恐ろしさを教訓に

土石流被災家屋保存公園
土石流被災家屋保存公園は土石流災害の恐ろしさを教訓として後世に伝えるために建設されました。十分その役割を果たしていますね。科学は進んでも、人間の力が及ばない領域はあるのだと、奢りをたしなめてくれる貴重なスポットです。(2007年11月10日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

土石流被災家屋保存公園
住所 :長崎県南島原市深江町丁6077
電話 :0957-72-7222(道の駅みずなし本陣)
時間 :09:00~17:00
休館日:年中無休
入場料:無料
駐車場:無料(222台)
関連URL:土石流被災家屋保存公園
※情報修正2016年09月

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