勝手にホイールが坂道を上っていく!?「おばけ坂」【久米島】

おばけ坂
タネも仕掛けもありません。沖縄久米島おばけ坂。手を触れないのに坂道をタイヤホイールが勝手にのぼっていきます。地場が狂っているのか、おばけがいたずらしているのか?

目の錯覚による不思議な現象

おばけ坂
おばけ坂、幽霊坂、ミステリー坂──呼び方はいろいろあれど日本各地・世界各国に存在する不思議な坂。最初に種明かししてしまうと、「下っているように見えるのに実は上り坂」、「上っているように見えて実は下り坂」という目の錯覚による珍しい地形です。

香川県のミステリー坂も同じ

おばけ坂
以前香川県高松市の屋島ミステリー坂を取材しましたが、この手の坂は何度見ても不思議です。だってどう見てもこの坂「奥に向かって下っている坂」に見えますよね。でも本当は「奥に向かって上っている坂」なのですよ。

幽霊の仕業かはたまた異次元空間か?「屋島ミステリー坂」【香川】
    香川県高松市の屋島ドライブウェイに不思議な坂があります。通称・屋島ミステリー坂。一見して普通の上り坂ですが、エンジンを切ってもクルマが勝手に坂を上り始めるのです。

【動画】で見る、おばけ坂


文章では何を言っているのかわけがわからないと思いますので、とにかく動画を見てみてください。クルマのホイールが勝手に転がっていきます。これが実は下り坂を転がっているだけだなんて、どうにも信じられません。

錯覚の一種「縦断勾配錯視」

おばけ坂
おばけ坂は学問的には縦断勾配錯視(じゅうだんこうばいさくし)と呼ばれる、錯覚の一種です。坂の奥が急な上り勾配になっていたり、植物が斜めに生えていたりすることで、上り坂があたかも下り坂のように見えてしまうのです。

英語圏では科学現象、日本では心霊現象

おばけ坂
このような不思議な地形を英語では磁石の丘(Magnetic Hill)と呼んでいます。その一方、日本ではお化けや幽霊のしわざとして命名されています。妖怪ウォッチ的に言えば「妖怪のせいなのね」ってこと。日本では心霊現象、英語圏では科学現象なのが面白いです。

転がるものを持って行くと良い

おばけ坂
ここを訪れるときにはボールなど転がるものを持って行くと良いでしょう。私が足を運んだ時には、道の傍らにクルマのホイールが置いてありました。島の方が観光客のために用意してくださったのでしょうか。大きなホイールが「ゴロゴロ〜」と音を立てて坂を登っていく(ようにみえるだけで下っている)のは不思議でワクワクします。

クルマで実験するときはお気をつけて

おばけ坂
クルマで訪れる人はギアをニュートラルにしてみると、クルマが勝手に坂を登りだして面白いかもしれません。久米島のおばけ坂はあまりクルマも人も通りませんが、実験するときはくれぐれも周りに注意してやってみてくださいね。(2013年11月01日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

おばけ坂
住所 :沖縄県久米島町具志川
電話 :098-896-7010 (久米島町観光協会)
休業日:年中無休
時間 :見学自由
料金 :無料
※情報修正2016年06月

スポンサーリンク

この記事をシェアする

五十嵐麻理をフォローする

「日本珍スポット100景」書籍化

当ブログ「日本珍スポット100景」が書籍化されました。あなたの珍スポ旅行のおともにぜひどうぞ。

訪問の前にご注意

注意事項

……というのは珍スポットではよくあること。上の情報は記事掲載後に変更されている事があります。お出かけの際は事前にご確認ください。(「注意・免責事項」ページ参照

もし「もう閉鎖されたよ」「時間が変更されてた」などの情報がありましたら、早急に修正いたしますのでメールフォームにてお知らせください。あなたの情報が珍スポット(と管理人)を救う!

注意事項

■当ブログに掲載されている情報は、予告なしに変更する場合があります。

■当ブログに掲載されている情報には情報作成時期におけるものです。情報が更新された際には修正を心掛けておりますが、内容の正当性及び正確性、安全性を保証するものではありません。

■当ブログに掲載されております情報(文章・画像全て)の転用・複製・販売等一切はしないでください。特にまとめサイト、キュレーションサイトなどの使用を固く禁じます。無断使用の場合はサイト管理者に使用料を請求します。