この穴は何!? ある意味ガクブルの大仏胎内巡り「常福寺」【愛知】

常福寺
愛知県西尾市の常福寺には変わったスタイルの大仏があります。珍しいことに光背があるんですよ。この刈宿の大仏は高さ14m。鉄筋コンクリート製で胎内巡りもできます。

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源満国が亡き母の菩提を弔うために建立

常福寺
247号線を南下していますと、赤銅色の大仏が見えてきますので道に迷うことはありません。境内の本堂は比較的新しいもののように見えましたが、案内板によると寺の建立が995~6年とありましたから結構歴史があるんですね。源満国が亡き母の菩提を弔うために築いたと言われています。

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赤銅色に塗られたコンクリ大仏

常福寺
昭和の大典(昭和天皇の即位記念)を記念して1928年に建てられたものなので新しい大仏です。コンクリートで作られていますが、表面は赤っぽい色に着色されているので一見してコンクリ造りにはみえません。漁師さんの安全を祈るため、海を向いて鎮座しています。

珍しい光背つきの大仏

常福寺
背面に回ってみましょう。光背(こうはい)がつけられていますね。光背とは、仏像の背後につける光明を表現した装飾です。体から発する後光、つまりオーラのことです。悟りを開いた貴い人は光り輝いているのです。頭の部分の頭光(ずこう)と体の部分の身光(しんこう)があります。

胎内巡りは一声かけて

常福寺
最初後ろの部分の扉はかんぬきがかけられていて閉まっていました。本堂で拝観したい旨を言いますと「ご自由に開けて入ってくださいね」とのこと。あなたが訪れた時に閉まっていたら、一応一声かけた方がいいかもしれませんね。

左右の階段を上る

常福寺
中央に阿弥陀如来像。左右に階段がありまして、大仏の中の胎内巡りができるようになっています。電気がなく狭いので、暗いですが足下に気をつけながら上がってみましょう。

ビックリするほどボロボロの胎内

常福寺
中は4畳ぐらいの小さな部屋が1つ。壁に仏画が描かれていて中央に祭壇があります。これがびっくりするほどボロボロ。あたり一面ほこりで真っ白。蜘蛛の巣だらけ。かなり不気味です。

とても一人じゃ入れない

常福寺
天井に明かり取りの穴があいています。上にも小さな部屋らしきものがありました。たまたま晴れている日だったので良かったのですが、夕方や雨の日は真っ暗でしょう。ただでさえ怖い雰囲気なのにとても一人じゃ入れないよ。

何の目的か分からない穴

常福寺
階段の横に四角い穴が開いています。「日本すきま漫遊記」様のレポートでもこの穴に注目していらっしゃいますが、これが何のためにあるのかさっぱり分かりません。中はゴミだらけ。これも不気味でガクブル。

なんとなく不気味なスポット

常福寺
なぜこんなに中が廃墟化してるのか、あの四角い穴は何なのか……。あまりにボロボロで肝試しスポットみたいになっちゃってる胎内巡りでした。なんだかよく分からないまま首をかしげつつ常福寺を後にしました。(2007年03月28日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

常福寺(じょうふくじ)

住所 :愛知県西尾市刈宿町出口50
電話 :0563-59-7549
駐車場:無料(10台)
関連URL:西尾市大仏 / 常福寺(じょうふくじ) | 【公式】愛知・名古屋の公式観光ガイド AICHI NOW~旬のイベント・観光情報~

※情報修正2018年04月