映画のセット!? 半分だけのお城「両口屋・三州碧城」【愛知】

両口屋・三州碧城
愛知県碧南市。市役所のすぐ近くにどーんとそびえるお城。役所の近くだから市の文化財か何かと勘違いしてしまいそうですが、実はここ和菓子屋の両口屋。和菓子でお城? いったいなぜ?

まるで映画の書き割りのような城

両口屋・三州碧城
しかもこのお城、横から見ると実に珍妙な形をしているんです。なんせ半分しかないんですから。その姿はまるで書き割り。よく映画や演劇のセットで使われる大道具みたいですね。

お城の名は三州碧城(さんしゅうみどりじょう)

両口屋・三州碧城
東海珍スポットのバイブル『東海発バカルト紀行(大竹敏之・温泉太郎)』によるとこのお城は三州碧城(さんしゅうみどりじょう)と呼ばれる珍スポット。築城主は和菓子屋さんの御主人横山睦司さんという方で、和菓子の露天商から和菓子店を成功させ、49歳の時(平成3年)にお城を建てたんだとか。総工費はおよそ8億円!

典型的なオヤジ系珍スポット

両口屋・三州碧城
私は一家の主が財産をつぎ込んで作ったスポットを「オヤジ系珍スポット」と呼んでいるんですが、こりゃもお、典型的なオヤジ系。彼らはお城が大好きなんです。これまでもオジサマ方が作ったたくさんのお城を見てはそのバイタリティに感嘆してまいりました。

「自然科学技術研究所 サンシューグリーン」とは?

両口屋・三州碧城
お城に近づいてみると三州碧城という石碑の横に、自然科学技術研究所 サンシューグリーンという看板までかかっています。自然科学技術の研究! お城なのに! わあ、なんかワクワクしてきた。

お菓子を食べつつお話を伺う

両口屋・三州碧城
中に入ってみると正面には普通の和菓子屋さんのように、ガラスケースの中におまんじゅうなど並んでいます。美味しそうな「衣浦の月」という和菓子を購入して食べつつ、お店にいらっしゃった女性の方にお話を聞くことにしました。

和菓子店なのに自然食品と水槽

両口屋・三州碧城
お店の一画には非常に違和感を感じるスペースが。入口側の窓の前に一面水槽が並んでいるんです。そして奥には天然の塩など健康食品がずらりと並んでいます。

数年前に研究所は閉鎖か

両口屋・三州碧城
「自然科学技術研究所って何ですか?」と尋ねてみると、数年前にもうやめてしまったそうです。健康食品もその関係みたい。この魚も自然科学なのかなと思ったら、これは川で釣ってきたものがドンドン増えてしまっただけで、せっかくなので飾っていると言われました。

中途半端でごめん

両口屋・三州碧城
『東海発バカルト紀行』で読んだ御主人の横山さんはかなりのインパクトの持ち主だったので、ぜひお会いしたいと思っていたのですがどうやらお留守のようで。結局詳細をお聞きすることができず、今回は中途半端なレポートでごめん。でも「衣浦の月」はフワフワで美味しかったです。

両口屋是清とは無関係

両口屋・三州碧城
ちなみに愛知県で「両口屋」と言えば、老舗の「両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)」が有名ですが、この両口屋さんとは全く関係ありません。日本中にたくさんある和菓子店「両口屋」と紛らわしいので「両口屋是清」とフルネームで言ってほしい──と本家両口屋のお嬢様が言ってました。(2008年06月29日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

両口屋・三州碧城(さんしゅうみどりじょう)
住所 :愛知県碧南市松本町36-2
電話 :0566-41-5558
時間 :08:00~19:00
休業日:火曜日 (年末年始無休)
※情報修正2017年06月

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