よみがえれ! 浅野祥雲作品「桃太郎神社再生プロジェクト」【愛知】

桃太郎神社再生プロジェクト
2012年に愛知県桃太郎神社で開催された「第1回桃太郎神社再生プロジェクト」の様子。浅野祥雲氏の作品群の修復活動です。主催は東海珍スポットマスター・大竹敏之さんです。

参加者はトータル200名!

桃太郎神社再生プロジェクト
愛知県犬山市の桃太郎神社において、2012年10月13日(土)と14日(日)の2日間「第1回桃太郎神社再生プロジェクト」が開催されました。当日訪れてみると、参加者いっぱい! トータルで200名もボランティアが集まりました。さすが大竹さん、顔が広い!

剥げてしまった塗装を塗り直そう!

桃太郎神社再生プロジェクト
五色園や桃太郎神社のコンクリート像は野外展示と経年劣化で塗装が剥げてしまっていました。そこでカラフルな色彩が特徴となっている祥雲作品をよみがえらせようと、大竹さんの呼びかけで2009年から愛知県の五色園再生プロジェクトが発足したわけです。今回の桃太郎神社の活動はそのスピンオフ企画。

100体のコンクリート像で体験する親鸞の生涯「五色園」【愛知】
    愛知県日進市の五色園は天才コンクリ像作家・浅野祥雲先生の作品が、壮大なスケールで見られるマニア垂涎の地です。親鸞の生涯が約100体のコンクリ像で見事に再現されています。

朝の9時開始

桃太郎神社再生プロジェクト
午前9時。ミーティングの開始です。大竹さんから修復活動の趣旨などご説明があり、そのあと祥雲氏のご遺族である日比野塗装店さんから、塗り方のレクチャーがありました。日比野塗装店さんには職人さんの手配から道具、材料の準備などいろいろとお世話になっています。参加者のみなさんも真剣な表情で耳を傾けていました。

14日は塗装作業

桃太郎神社再生プロジェクト
初日の13日には金属ブラシで塗られていたペンキを剥がす作業をし、翌日はペンキの塗装をすることになりました。写真はもともと塗られていた色に基づいて、職人さんがペンキの色を調節しているところです。さすがプロ。テキパキとした手際でみるみる色とりどりのペンキが作られていきます。

3年をかけて40体をお色直し

桃太郎神社再生プロジェクト
境内にある40体すべての像を一度に修復するのではなく、今回はその内の15体の修復作業をしました。以後年に1回、3ヵ年をかけて境内の約40体の作品をお色直しする計画です。最初に自分が塗りたい像のところに集まって担当を決めます。1体につき3〜4人が作業。

私の担当はメインの桃太郎

桃太郎神社再生プロジェクト
私はメインの桃太郎像の担当になりました。一番人気の桃太郎は女性限定だそうです。私の他に地元犬山からいらしたお二人、そして関ヶ原ウォーランド館長さんの4人で塗装作業。和気あいあいとおしゃべりしながら桃のピンク色を塗っていきます。ピンク→白のグラデーションに塗装した桃はなかなかの出来でみんなにほめられましたよ。

浅野祥雲作・コンクリ像の合戦絵巻「関ヶ原ウォーランド」【岐阜】
    岐阜県の関ヶ原ウォーランドは珍スポマニアに大人気の名所。浅野祥雲氏作の極彩色コンクリ像で、実物大の合戦絵巻を再現。ウォー(戦争)&ランド(遊園地)という名称も珍です。

みなさん明るく社交好き

桃太郎神社再生プロジェクト
参加されたみなさんはとても明るくて社交好き。初対面の人とも気兼ねなくお話されていて「うわー、みんなすごいなー、リア充だなあ!」と感心しきりでした。私なんぞ普段全然人と話さないし、友達いないし、非コミュで「みんなと上手くやりとりできるかなあ……」と思っていたのですが、そんな心配は全く必要ありませんでした。

声をかけてくださってありがとう!

桃太郎神社再生プロジェクト
それどころかこの弱小ニッチブログをご存知の方が「珍スポットの麻理さん?」と声をかけてくださったりも。いろんな方とおしゃべりしたり握手したりすることができて「私もリア充の仲間に混ぜてもらった気がする!」と感激しました。こんなにたくさんの人とお話したの何年ぶりだろう。ブログやっててほんとに良かった。

主催者・大竹さんの気配り

桃太郎神社再生プロジェクト
参加者200名全員が作業をするのは難しかったのですが、そこは大竹さん、あちこち回りながら「まだ塗ってない人に交代してね」「あなたも作業してみない?」「これ塗りたい人いますー?」と声をかけていらっしゃいました。その気配り・優しさに惚れた。また浅野祥雲作品に関するレクチャーやミニツアーなども開催され、より知識を深めたり他のみなさんと交流することができました。

素晴らしい時間を過ごせました

桃太郎神社再生プロジェクト
手を動かして一緒に何かを作ったりするって楽しいですよね。みんなで相談しながら、アドバイスし合いながら手を動かす体験は学生時代以来久しぶりで、祥雲作品だけでなく私自身も生き返ったような気持ちがしました。みなさんとの珍スポット&B級スポット談義も楽しく、とても良い時間をすごすことができました。

ピッカピカに蘇ったコンクリート像

桃太郎神社再生プロジェクト
夕方にはだいたいの修復作業が終わりました。色あせてボロボロだったコンクリート像が、ピッカピカによみがえりましたよ。塗り重ねるのではなく、ちゃんとペンキをはがしてから色を乗せたので、服のシワや顔の表情など細かい部分がくっきりと浮かびあがりました。浅野祥雲氏の造形技術の素晴らしさがより分かりやすくなりましたね。

次回ぜひご一緒しませんか?

桃太郎神社再生プロジェクト
五色園と合わせて桃太郎神社の再生プロジェクトはこれからも続きます。尻込みしていたあなた、なんか面白そうと思ったあなた、次回はぜひご一緒に浅野祥雲作品の修復作業に汗を流しませんか? (2012年10月14日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

桃太郎神社再生プロジェクトプロジェクト
住所 :愛知県犬山市栗栖字古屋敷
電話 :0568-61-1586
日にち:2012年10月13日(土)・14日(日)朝9時~日没 ※雨天中止
参加費:無料
持ち物:汚れてもよい服装、軍手など
問い合わせ:0568-61-1586(桃太郎神社)
関連URL:浅野祥雲 作品 再生プロジェクト ~野外彫刻の修復・保全活動に向けて :浅野祥雲
※情報修正2016年09月

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