ギネス認定の世界一巨大な狛犬と茶壺「美濃焼狛犬と茶壺」【岐阜】

美濃焼狛犬と茶壺
岐阜県瑞浪市にはギネス公認の世界一巨大な美濃焼の狛犬と茶壺があります。美濃焼と言ったらコミック『へうげもの』でも知られる古田織部の織部好みで有名ですね。

高さ3.3メートル、総重量15トン

美濃焼狛犬と茶壺
何と「ミグッ」とした力強い形(なり)よ。……『へうげもの』の左介風に言ってみました。素朴で力強い表情をした狛犬が2匹。高さ3.3メートル、幅1.56メートル、奥行2.4メートル。総重量は1体15トンってんだからデカイ。

ギネスも認める世界最大の狛犬

美濃焼狛犬と茶壺
ギネスも認める世界最大の狛犬か──いつも思うんですが、こういう「日本一」が即「世界一」になるような、その国独特のモノ(他の国が競わなさそうなモノ)でギネス申請するのってちょっぴりズルい気がするんですが……。ま、細かいことはいいんだけど。

あくまで狛犬として世界最大

美濃焼狛犬と茶壺
もっとも狛犬の起源はスフィンクスだと言われていますし、シーサー、唐獅子、マーライオンなんかも全部ひっくるめちゃうと、世界最大ってのはあやしくなってくる訳ですが、ま、そのへんは深く考えずに。この狛犬は大川窯四代目・羽柴与左右衛門景度の美濃焼の狛犬がモデルです。

どうやって焼いたのか

美濃焼狛犬と茶壺
ところでこんな大きな美濃焼、どうやって窯に入れたんだろうって不思議に思いますよね? 実はこの場所にわざわざ巨大な窯を作って狛犬を焼いたんです。ドラム缶9本をつないで煙突を作り、松割木5000本を燃料にして、住民総出で夜通しの作業。制作人数1000人、焼成時間273時間(12日間)。いやはやお疲れ様でした。

ふるさと創生事業の1億円を資金に

美濃焼狛犬と茶壺
ちなみにこの費用はふるさと創生事業の1億円で作られたもの。平成元年に竹下内閣によってばらまかれたふるさと創生資金は、数多くの珍スポットを生みだしましたね。ウィキペディアにふるさと創生事業の使い道一覧がありますのでご参考までに。

陶製の狛犬が多く作られる

美濃焼狛犬と茶壺
近くにある八王子神社にも陶器の狛犬が奉られています。この地では江戸の中期以降から陶器製の狛犬がたくさん作られ奉納されたのです。でも陶製狛犬の半数は無銘で、作者も年代もよく分かっていないのだとか。

夜にはライトアップ

美濃焼狛犬と茶壺
夜には狛犬はライトアップされます。辺りは山なので真っ暗。暗闇に浮かび上がる狛犬は迫力がありますね。普通狛犬は向かい合わせになっていますが、両方とも正面を向いています。道の辻で魔物をがおーっと撃退しているようです。

世界最大の茶壺もギネス認定

美濃焼狛犬と茶壺
それともう一つギネス認定の世界一があるんです。それは狛犬の近くにある世界最大の茶壺・豊穣の壷です。これまたお年寄りから子供まで延べ人数12000人の住民が制作に参加したもの。高さ5.4m、総重量32トン。13日かけて焼成されました。

住民一体となって作った世界一

美濃焼狛犬と茶壺
地域に永久なる豊かな実りを願って、梶原岐阜県知事が豊穣の壷と名付けました。無意味に使われたふるさと創生資金が多かった中、こんな風に地域住民一体となって作り上げた世界一はなかなか有効な使い道だったのではないでしょうか。(2007年11月18日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

美濃焼狛犬と茶壺
住所 :岐阜県瑞浪市陶町大川地内
電話 :なし
時間 :見学自由
入場料:無料
休業日:年中無休
駐車場:無料
関連URL:美濃焼狛犬ホームページ
※情報修正2016年11月

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