岡本太郎の芸術はバクハツだ!「太陽の塔・万博記念公園」【大阪】

太陽の塔
説明の必要がないほど超有名な太陽の塔大阪府吹田市で開催された、大阪万博のシンボルです。作者は芸術家の岡本太郎氏。がむしゃらなパワーと未来への希望を感じます。

万博記念公園の芝生に映える

太陽の塔
場所は万博記念公園。広々とした芝生に赤と白のペイントが映えます。塔の高さは70メートル。地面に近い部分は直径20メートルもあります。近くで見ると大きい! 踏まれそう!

日本中大熱狂の大阪万博 ’70

太陽の塔
1970年に開催された大阪万博。私はまだ生まれてませんが、当時は日本中がお祭り騒ぎだったみたいですね。大阪万博の入場者数は約6400万人。35年後の2005年愛・地球博の約2200万人と比べるとその規模が想像できます。太陽の塔への入場者は920万人だそうですよ。

月の石に動く歩道

太陽の塔
大阪万博を訪れた記憶のある人々は皆口々に「あれは凄かった」と懐かしそうに話します。アメリカ館の月の石を見るために5時間も並んだ、動く歩道に乗りたくて全力疾走したなど聞くと「何でそこまで?」と驚き。そのくらい当時の日本人が熱狂したイベントだったんですね。

当時の様子を動画で

太陽の塔の中は「生命の樹」というパビリオンになっていたそうです。2007年までは不定期に公開されていたのですが現在は非公開。当時の映像を見ると、生命の息吹を感じるような迫力あるオブジェですよ。

太陽の塔の4つの顔

太陽の塔
太陽の塔には現在3つの顔、未来の太陽、現在の太陽、過去の太陽があります。写真は未来の太陽です。ホントは地下にもう一つ地底の太陽というものがあったのですが現在行方不明だそうです。「廃材置き場のような場所に野ざらし」にされていたとの情報もあり、ちとカワイソウ……。

2010年の再公開に向けて修復

太陽の塔
過去の太陽は塔の背面にありますよ。太陽の塔は一時は老朽化のために撤去案もあったそうですが、修復作業が進められています。再びこんな珍妙巨大モニュメントを建てられる時代が来たら、私たちも未来への希望を持てるのかもしれません。(2008年08月15日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

太陽の塔(たいようのとう)万博記念公園(ばんぱくきねんこうえん)

住所 :大阪府吹田市千里万博公園1-1
電話 :06-6877-7387(万博公園 総合案内所)
時間 :09:30~17:00
休業日:水曜 年末年始(2、3、4、5、6、10、11月は無休)
入場料:大人260円
駐車場:有料
関連URL:万博記念公園

タイトルとURLをコピーしました