茨城県水戸市の森林公園へとクルマを走らせました。ここには実物大の恐竜模型が14体も展示されています。その名も恐竜広場。カラフルで子供だけでなく大人も笑顔になれる公園です。
山一つが全部公園
茨城の珍スポットは全体的に巨大なものが多いのですが、ここは山一つが全部公園というダイナミックな公園。恐竜広場には古生代末期から新生代まで、実物大の模型が14体も展示されています。こちらはティラノサウルス。迫力ありますね。
14体もの恐竜模型があるのは珍しい
子供の憧れだけあって、全国各地には恐竜のオブジェが置かれた公園も結構あるんですが、ここがスゴイのは何と言っても量これだけたくさんの恐竜、しかも実物大の模型を集めたスポットは珍しいですね。ペンキもはげておらず樹木も丁寧に整備されていて気持ちの良い公園です。
カラフルな恐竜がたたずむ
林のあちこちに巨大な恐竜がたたずんでいます。これは古生代のディメトロドン。派手な色でペンキが塗られていていますよ。恐竜の色は化石では分からないため、実際どんな色だったかは定かではないのですが、案外このようなカラフルな色だったかもしれませんね。
自由に恐竜にふれあえる
リアルに作ってある恐竜ですが、お腹の部分に穴が開いていたり、階段がついていたりと、子供が自由に遊べるようになっています。こちらの古生代三畳紀のプラテオサウルスも滑り台になっています。博物館の模型は触れないことが多いのですが、恐竜に上ったりできるのがいいですね。
マンモスはちょっと寂しげ
恐竜広場という名前ではあるものの、新生代のマンモスも仲間に加わっています。でも子供たちは恐竜の方にむらがっていて、マンモスはぽつーんと寂しそう。まあ子供は恐竜の方が好きなんでしょうな。
一番人気のプラテオサウルス
恐竜広場で一番人気なのが中生代三畳紀のプラテオサウルスです。初期に出現した大型の草食恐竜で、群れで生活していました。普通は4足歩行ですが、大きな尾でバランスをとって後足で走ることもできたんですって。
背中の部分が滑り台になっている
ちょっと後足がどっしりしすぎている気もしますが、まあそれはご愛敬。背中の部分が滑り台になっているので、子供たちは大はしゃぎで滑っていました。プラテオサウルスは草を食べながら遠くを見つめています。見あげると迫力ありますね。
家族連れで賑わう公園
休日だったこともあって、家族連れがたくさん遊びに来ていました。小さな男の子がお父さんに向かって「ビーム!」と叫んでいました。お父さん、迫真の名演技。いいなあ、こんな風景。思わず頬がゆるみます。
イボゴンの作者・岡田茂君
珍な見どころは、水戸市の岡田茂君が作ったという空想の怪獣イボゴン。敵が現れるとイボから毒ガスを出すそうです。昭和58年に小学校2年生ってことは、岡田君は今はお父さんかもしれませんね。子供を連れて「これお父さんが考えたんだよ」なんて言ってるのかな。(2007年02月11日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
森林公園 恐竜広場(しんりんこうえん きょうりゅうひろば)
住所 :茨城県水戸市木葉下町588-1
電話 :029-252-7500
休業日:年中無休
時間 :06:00~19:00(04月01日~9月30日)08:30~17:15(10月01日~03月31日)
入場料:無料
駐車場:無料
関連URL:水戸市森林公園