一本松公園の石の風車を見た後に、石でできた万華鏡がある熊本県山鹿市の水辺の森公園を訪れました。こちらも作者は彫刻家の門脇おさむさんです。さて、どんなものが見えるのかしら?

水に囲まれた美しい公園
水辺の森公園は、道の駅・水辺プラザかもとに併設された公園です。その名の通り、川に囲まれた公園でカヌーをはじめ水遊びができるスポットとして家族連れに人気です。私が訪れたのは日が沈む直前の夕暮れ時。川面に夕陽がキラキラと反射して美しかったですね。
夕暮れ時の水辺の森公園
石の万華鏡は水辺の森公園の奥にあります。黄昏時だからかもう子供たちの姿はありませんでした。夕陽を浴びた滑り台はノスタルジックな雰囲気。この時間帯の公園に来ると、寂しいような切ないような気持ちになります。
長さ7.3m、幅7m、総重量73トン!
それはともかく、万華鏡。これは御影石を組み合わせた、長さ7.3m、幅7m、総重量73トンもある巨大なもの。石の風ぐるまもそうだけど、門脇おさむさんはこれどうやって作ったのかしら。クレーンとか重機を使うのだと思うけど、アート作品制作というより土木建築に近いよね。
さあて、どんなものが見えるのかな?
直径30cmほどの穴があいた鉄板が取り付けられています。どうやらここから覗くようですね。何が見えるんだろう、ワクワク〜! 宮城県の仙台万華鏡美術館も楽しかったもんなあ。万華鏡大好きなのです。

真っ暗で全然何も見えない
……? 真っ暗で何も見えない。パンフレットには様々な模様とともに、地元の名所・旧跡の画像が映し出されると書いてあったんだけどなあ。いくら待っても全く何も起こりません。スイッチなども見当たらないし……。
電源プラグが引っこ抜かれてる!
万華鏡の端の部分へ回ってみると、なんと電源プラグが引っこ抜かれています。道理で真っ暗なはずだわ。どこかにケーブルがあるのか探してみましたが見つからず。ひょっとして壊れちゃったのかなあ。かなりがっかり……。
せっかくの作品だから修理してほしいなあ
どうしても万華鏡から見える景色が見たかったので「”水辺の森公園、石の万華鏡」のキーワードで探してみると、なんとたった33件しか出てきませんでした。でも「石の万華鏡と石のみずぐるま : 九州大図鑑」様の記事にその画像がアップされていましたよ。幻想的で綺麗〜。どうにか修理してくれるといいのだけど。(2017年05月06日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
水辺の森公園(水辺プラザかもと)
住所 :熊本県山鹿市鹿本町梶屋1257
電話 :0968-46-1126
時間 :自由
入場料:無料
駐車場:無料