沖縄県石垣島で最も珍な風景、米子焼工房です。国道79号線沿いを走れば否が応でも目に飛び込んできてしまう極彩色の不思議オブジェ。迫力あるシーサーたちがお出迎えしてくれます。
米原ビーチのすぐ近くの珍スポット
石垣島空港からクルマで30分ほどの米原ビーチはダイバーに人気のスポット。一方そのすぐ近くにある米子焼工房(よねこやきこうぼう)は、石垣島を訪れる珍スポマニアにぜひ見ていただきたい珍妙スポットです。原色のカラフルな色がガッツリ目に飛び込んできますから、すぐに分かりますよ。
巨大なシーサーやキムサー
敷地内に巨大なシーサーやキムサーがたくさん並んでいます。キムサーってのはシーサーが人間っぽく進化した、この工房で生まれたニューキャラクターなんですって。不思議な形のシーサーやキムサーはいろんな色で塗装されていて目に眩しいほど。
工房の皆さんの共同作品
これらのオブジェは何かというと、米子焼工房を主催する勝連久誌さんと志を同じくするスタッフのみなさんで作った共同作品。子供が自由な発想で作った作品や、未開の地の人々が表現したプリミティブアートを思わせます。すごく生き生きしてる!
石垣島の空と日差しにぴったりの色
くっきりした色合いが、石垣島の真っ青な空と強い日差しにぴったりなんですよね。見ていると元気が出てくるような、顔がほころんでしまうような、不思議な魅力があります。
歯を剥きだした迫力あるシーサー
シーサーも米子焼工房のみなさんの手にかかれば、こんな風に迫力あるオブジェに。笑っているのか、威嚇しているのか。どの作品もパワーに満ちあふれています。様々な原色で色がつけられていてカラフルです。
今も愛されているシーサー
シーサーは沖縄の人々に信仰されてきた家の守り神。今も沖縄の民家の入り口に祀られていますし、キーホルダーやストラップのキャラクタとしても愛されていますね。米子焼工房の力強いシーサーは工房をばっちり守ってくれているようです。
米子焼工房の作品の作り方は?
米子焼工房では石垣島川平の山から採れる粘土を使って、様々な形の作品を作っています。1200度の高温で焼き締め、焼きあがってから色を着ける方法で作ります。色はワックスを混ぜたネオカラー(耐水性の絵の具)。いろんな色を何層にも塗り重ねることで、独特の色合いを表現しています。
建物の中はおみやげ屋さん
工房の建物の中に入るとここでもたくさんのシーサーとキムサーがお出迎え。米子焼の小さな焼き物から、Tシャツ、絵葉書、アクセサリーなどお土産物が並んでいます。壁もカラフルに塗られていて明るい雰囲気。
様々な種類のシーサーを購入できる
表の巨大オブジェは売り物ではないようですが、こちらのミニシーサーなら数百円から数千円で手に入ります。創作的なシーサーだけでなく、伝統的なシーサーもいろんな種類が作られています。私が訪れた時もたくさんの観光客の方が訪れていましたね。
お客さんも思わず笑顔
道を挟んで反対側にもおみやげのお店があります。こっちも米子焼工房独特のカラフルなオブジェが店先を飾っています。米子焼き工房のシーサーはどれも思いっきりニカッと笑っていて、シーサーを手にとったお客さんもニコニコ顔になっているのが印象的でした。
前向きな気持ちに慣れるステキ珍スポット
米子焼工房の作品は空港をはじめ石垣島各地のおみやげ屋さんで売られていますが、この工房のお値段設定は他よりやや安くなっているようです。おみやげに個性的なシーサーをお探しの方はこちらで買うといいかも。前向きで明るい気持ちになれる珍スポットでした。(2012年05月12日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
米子焼工房(よねこやきこうぼう)
住所 :沖縄県石垣市桴海447-1
電話 :0980-88-2559
時間 :09:00~17:45
入館料:無料s
休業日:年中無休
駐車場:無料
関連URL:米子焼工房|公式WEBページ