沖縄県久米島は毎年2月になると東北楽天ゴールデンイーグルスのキャンプシーズンで活気づきます。空港入口にあるコンクリート像はヘタウマな造形で魅力があります。なぜか右打ちです。
米国民政府によって建設
久米島空港は、1963年に琉球列島米国民政府によって建設された異色の空港。琉球列島米国民政府(United States Civil Administration of the Ryukyu Islands)とは、米軍が沖縄に儲けた統治機構です。たとえば琉球大学や琉球電力公社(現・沖縄電力)も昔は米国民政府が管轄していました。
ジェットも発着、アクセスしやすい空港
1997年には滑走路を2キロに延長し、ジェット旅客機も発着可能に。観光客にとってもアクセスしやすい空港になりました。玄関にあるシーサー像が、沖縄情緒満載です。ただこの写真で注目して欲しいのは右端の矢印部分。
空港入口のコンクリート像
入口にあるコンクリート像は東北楽天ゴールデンイーグルスのキャンプ地としての久米島を全面アピール。胸に「楽」とでっかく書かれていることからもその意気込みが伝わってきます。イーグルスファンは記念写真ポイントですよ。
なぜ右打ち? ヘタウマ像
ただなんでこの人形右打ちなんですかね? 顔も身体もヘタウマな造形でなんとも微妙。でも味があって「ふふっ」と微笑まずにいられない不思議な魅力がありますね。
地元の方の手作りか?
ひょっとしたら地元の方が手作りされたのかもしれません。腰の部分には「めんそーれー(いらっしゃいませ)」の文字も入っています。誰かモデルがいるんでしょうか? 楽天ゴールデンイーグルスに詳しい方教えて。
空港内のイーグルス特設コーナー
空港内にも楽天ゴールデンイーグルスの特設コーナーがあります。シーズンには空港職員、売店の方もイーグルスのユニフォームを着て、選手や観光客を歓迎するんだそうですよ。
イーグルスファン必見のスポット
選手のサイン、オリジナルグッズがたくさん飾られています。ピンバッジ、Tシャツ、ぬいぐるみ──。ここでしか手に入らないおみやげ品もいろいろ。イーグルスファンの方必見のスポット。
久米島全島をあげて歓迎
展示の仕方やキャンプの様子など見ても、久米島全島で選手たちを歓迎していることが分かります。野球は全然わかっていない私ですが、ほのぼのしていてあたたかい気持ちになれるスポットだと思いました。
球団オーナーの著書も展示
もちろん東北楽天ゴールデンイーグルスオーナー会長兼球団オーナーの三木谷浩史氏のご著書『成功の法則92ヶ条』もがっつり飾ってありますよ。Amazonでチェックしましたが、結構売れているのね、この本。私も今度読んでみよう。(2013年11月03日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
久米島空港(くめじまくうこう)
住所 :沖縄県島尻郡久米島町北原566-2
電話 :098-985-4812(総合案内所)
時間 :08:00~19:30