(閉鎖)不思議で奇妙な森の中の本屋さん「麻姑山書房」【宮古島】

麻姑山書房
壁や屋根にびっしりとツタやツルがからまって、まるで小さな森の中に建物が取り込まれてしまったかのよう。宮古島の老舗古書店、麻姑山(まこさん)書房です。残念ながら閉店。

現在閉店している施設です。ご注意ください。大変残念です。楽しい想い出をありがとうございました。

あっちこっちに看板が

麻姑山書房
遠くから見ると自然と一体化していて、まるで宮崎駿アニメに出てくるお店のよう。素敵〜、ロマンチック〜♪ でも近づいてみると「ええっ、なんじゃこりゃ!?」とあっけにとられてしまいます。というのも建物をぐるりと囲む木々の枝には、手書きの看板がこれでもかと下がっているからなんです。

宮古島では有名な老舗古書店

麻姑山書房
これは本屋さん……なのかしら? 後で調べてみたら、宮古島では有名な古本屋さんなんですね。ここは30年近く前から営業されている麻姑山書房という名前の古書店。麻姑山(まこさん)というのは、「宮古」の古い言い方です。

人気のまんがも取り揃えてます

麻姑山書房
看板に書かれた文字を読んでみると、『ワンピース』『コナン』『ゴルゴ13』──とポピュラーなマンガのタイトルが並ぶ一方、宮古島の歴史や風土に関する本も充実しているみたい。活字中毒者のワタクシとしては血がザワザワ騒ぎますね。

20万冊が積み上がった店内

麻姑山書房
「くまから・かまから」というメールマガジンの松谷初美さんの記事(※リンク切れ)によると、2003年の時点で約20万冊もの本があったようです。今はもっと増えているのでしょうね。ぱっと覗いた限りでも、お店の中は天井まで本が積み上がっています。入り口に行くにしたがって、さらに増える手作り看板。

やっぱり古本屋さんはこうでなくっちゃ

麻姑山書房
入り口には初めての方へという注意書きが貼ってあります。「通路が狭く、本が崩れます。誠に申し訳ありませんが、本をお買いになる方々のみお入りください」──。いいですね、実に良い! 大型書店・新古書店が宮古島にも進出していますが、やっぱり本屋さんんってのはこうでなくちゃね!

私が気づいた限りでは、ビレッジバンガードとゲオが宮古島市内にあった。

いかんいかん、予約してたんだった

麻姑山書房
この強烈な珍の香りと紙の匂いに誘われて、ついふらふらと入っていきそうになりました。とにかくこんな素晴らしい風情の古書店はそうざらにありません。古き良き時代の神田古書店街に入り浸っていたあなたにぜひお勧めです。

麻姑山書房の近くにあるおふくろ亭

おふくろ亭

この当時は西里にありましたが、沖縄県宮古島市上野新里36-1に移転しました。詳細は下記。

ちなみに夕食は麻姑山書房のちかくのおふくろ亭でとりました。有名なお店でガイドブックにもよく載っていますから、事前に予約した方がいいかも。

宮古牛のにぎりは絶品

おふくろ亭
激ウマの宮古牛のにぎりの他、新鮮な海の幸、沖縄料理が楽しめます。私が行ったときは、まわりは地元の方ばかりでした。庶民的な感じの内装です。美味しかったー!(2011年04月18日訪問)【麻理】

宮古島の珍モニュメント6「マリンガーデンの牛」【宮古島】
宮古島モニュメント6は宮古牛。場所は宮古島南部のインギャー(イムギャー)マリンガーデンを見下ろす丘の上にあります。昔は屋根の上にいましたが今は東屋のそばに立っています。

参考文献

地図&情報

麻姑山書房(まこさんしょぼう)

現在閉店している施設です。ご注意ください。大変残念です。楽しい想い出をありがとうございました。

住所 :沖縄県宮古島市平良字西里587
電話 :0980-72-7669

おふくろ亭(おふくろてい)

この当時は西里にありましたが移転しました。

住所 :沖縄県宮古島市平良字西里587-4
→沖縄県宮古島市上野新里36-1に移転
電話 :0980-72-0744
→0980-74-7723
時間 :12:00~14:00 18:00~23:00
休業日:不定休
駐車場:あり
関連URL:おふくろ亭 (おふくろてい) – 宮古島市/沖縄料理 [食べログ]

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