超スーパーウルトラメジャー観光地「美ら海水族館」【沖縄本島】

美ら海水族館
沖縄美ら海水族館は超のつくメジャー観光地。決して知る人ぞ知る珍スポットではありません。でも世界最大級のスーパー水族館。とても「珍」しい水族館ということで行ってみました。

清らかな海の水族館

美ら海水族館
そんなわけで沖縄県国頭郡本部町の美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)にやってきました。美ら海水族館はアメリカのジョージア水族館ができるまでは、世界一を誇った巨大水族館。「ちゅらうみ」は「清らかな美しさのある海」という沖縄言葉です。

美ら海水族館は世界NO.1!

美ら海水族館
美ら海水族館はとにかくでかい。展示水槽は77個、飼育数は2万点を超え、水量7,500m³の巨大水槽は世界最大級。世界初のジンベエザメの複数飼育、世界唯一マンタの群れを見られる、世界で初めて珊瑚の大規模飼育に成功……パンフレットにはDHCのCMより遥かに多く「NO.1」が連呼されています。

直接触れ合えるタッチプール

美ら海水族館
ここは海の生き物と触れ合えるイノーの生き物たちというコーナー。タッチプールになっていて、ナマコやヒトデなどを触って観察できる水槽です。宮古島の保良泉パンプキンホールの記事でも書きましたが、イノーは沖縄の言葉で「浅いプール状の海が続くサンゴ礁の礁池」のことを指します。海の畑とも呼ばれるんですよ。

海中の神秘的鍾乳洞「保良泉鍾乳洞・パンプキンホール」【宮古島】
保良泉(ほらがー)鍾乳洞。通称パンプキンホール。洞窟の入口が海底に沈んでいて、干潮時にしか行けません。地元では神聖な場所として崇められる不思議な鍾乳洞を探検しました。

様々な海の姿を再現

美ら海水族館
熱帯魚や珊瑚が美しい沖縄の海を再現。将来は美ら海水族館で繁殖した珊瑚を海に戻す計画も進められているそうです。他にも浅瀬、深海など多様な海洋環境の水槽があります。ダイビングで見られる沖縄の海そのものがリアルに作られています。

一番の目玉・黒潮の海

美ら海水族館
何と言ってもイチオシの展示はこの黒潮の海です。ジンベエザメやマンタがダイナミックに泳ぐ巨大水槽。ガイドブックにはたいていここの写真が使われていますよね。水量7,500m³を支えるのは、厚さ60センチの分厚いアクリルパネル。深さ10メートル×巾35メートル×奥行き27メートルもあってすごい迫力。

視界一面真っ青の水槽

美ら海水族館
水槽が大きいので視界一面が青色。まるで自分も海の中を泳いでいるように錯覚します。ジンベエザメ、マンタ、キハダ、カツオが悠々と泳ぎまわっています。口ポカーンで見入っているお客さん多数。私も口ポカーンで眺めてました。

水上デッキからの眺め

美ら海水族館
黒潮の巨大水槽は、水上デッキからも観察できます。水の上に渡り廊下が作られていて、スタッフの解説を聴きながらジンベエやマンタを見ることができます。通路の途中が透明アクリルの床になっていて、足の下を魚が泳ぐ不思議な光景も楽しめますよ。

よりリアルに海の生物を観察できる

美ら海水族館
魚が飛び跳ねる水しぶきや波の立てる音を感じることができて、水槽のアクリル板ごしに眺める魚とはまた違った印象。手が届きそうなところをジンベエが通り過ぎると感動しますね。いつかジンベエザメと一緒に泳ぐことができたらいいなあ。

たっぷり時間をとって見学すべし

美ら海水族館
他にもサメ水槽やイルカのショー、マナティー、ウミガメなどワクワクするような展示てんこ盛り。朝一ででかけて、閉館ギリギリまで一日たっぷり見るべき水族館です。

超メジャースポットなので他のブログをチェック

美ら海水族館
もっと書きたいのはやまやまですが、こういうメジャースポットはネット上に優良な記事がいくらでもあるので、さらに興味のある方はこんな辺境珍スポブログでなく、ぜひ他所様のレポートをご覧くださいませ。(2012年09月12日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)

住所 :沖縄県国頭郡本部町字石川424
電話 :0980-48-3748
休業日:12月第1水曜とその翌日
時間 :08:30~18:30 08:30~20:00(03月~09月)
入場料:大人1880円
駐車場:無料
関連URL:沖縄美ら海水族館 – 沖縄の美ら海を、次の世代へ。-

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