愛媛の達磨寺は現大家さんの大叔父様が、奥様のために建てた個人のお墓です。達磨自体も下の建物も、アパートとして貸し出している住居も彼の作というセルフビルド物件。
別格本山 梅渓山達磨寺
階段が建物の2階部分に真っ直ぐ伸びていて、達磨のお腹に達しています。近くの石には別格本山 梅渓山達磨寺と書かれています。これお寺なの? 辺りをうろちょろしていると、にこやかなおばあちゃんに「なにしよん?(何してるの?)」と声をかけられました。
話し好きのおばあちゃんに聞いてみた
達磨寺のすぐ横にお住まいだというおばあちゃん(2009年現在御年81歳)にいろいろとお話を伺うことができました。ただ……大変強いなまりの愛媛弁だったので、おっしゃっていることの7割しか聴き取れませんでした。ひょっとしたら少々間違いがあるかもしれませんです。
個人のお墓なので一般公開はしておらず
この達磨寺はおばあちゃんが住んでいる家の現大家さんの大叔父様が建てたモノだそうです。達磨自体も、下の建物も、おばあちゃんの住居も彼の作。
お寺とありますが、実はその大叔父様の奥様が眠っているお墓なので一般公開はしていないんですって。なぜ達磨寺を建立したのか、大家さんの大叔父様とはいったいどんな方なのかは、おばあちゃんも知らなかったようで。
30分も話し込んでしまった
なんだかんだ言って30分以上おしゃべりしてしまったのですが、達磨寺のことよりも、おばあちゃんの義理のお姉さんが非常にきつい性格で、若い頃よく苛められて神経がまいってしまい、入院までしたという、波乱の人生をうかがうことになってしまいました。うん、それはそれで大変興味深いお話だったけどね。(2009年05月04日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
達磨寺(だるまでら)
住所 :愛媛県松山市道後姫塚100