宮城県仙台空港の中にある、飛行機&空港の博物館、エアポートミュージアム・とぶっちゃ。本物のコックピットに触れたり、フライトシュミレーターで飛行機の操縦体験ができます。
たった半年で完全復旧!
宮城の空の玄関口・仙台空港。2011年の大震災の時には、仙台空港が津波に飲み込まれていく恐ろしい様子をテレビでご覧になった方も多いでしょう。仙台空港は被災から約半年という短い期間で完全復旧しました。ピカピカの建物には被災当時の爪あとは全く見られません。
ヘロン君がとぶっちゃを案内
そんな仙台空港の3階にはエアポートミュージアム・とぶっちゃがあります。入場は無料。私が訪れたのは連休中だったので、子供連れのファミリーで賑わっていましたよ。キャラクターは飛行機を模したヘロン君。
空港の仕事や飛行機について学べる
室内には本物のコックピットやビジネスクラスのシート、フライトシュミレーターが設置されています。空港の仕事や飛行機について学べるようになっていますよ。飛行機の待ち時間にちょいと立ち寄れるのが良いですね。
フライトシュミレーターで飛行機を操縦
ただしフライトシュミレーターだけは有料。1回100円です。仙台空港上空がCGで映しだされ、音声ガイダンスによって飛行機を操縦します。3段階のコースがあるので小学生から楽しめます。ただし小学校低学年以下のちびっこは、大人の方が一緒についている必要があります。
ビジネスクラスはラグジュアリー
こちらはB747旅客機で使用されていたビジネスクラスの客席が並んでいるコーナー。ビジネスクラスって前後の関の間隔が広くていいねー。私はビジネスクラスには一度も乗ったことありません。庶民だもん。でもいつかファーストクラスも乗りたいなー。
本物の計器を使ったコックピット
コックピットの搭乗体験もできます。これは実際にパイロットの訓練用として使われていたエアバスA300-600R型機をそのまま設置したものです。だから計器も本物。こちらは無料で、臨場感溢れるシミュレーション体験ができます。
ちびっこに占領されて遊べず……
私これすごくやりたかったんだけど、ちびっ子がなかなか操縦桿から手を離してくれないので残念ながら諦めました。まあ、こういう施設ではお子さん優先ですもんね……。パイロット気分になりたい方は根気強く待ちましょう。
「とぶっちゃ!」とは「飛ぶでしょ!」という意味
「とぶっちゃ!」というのは宮城県の方言で「飛ぶでしょ!」という意味だそうです。使い方としては流行語大賞を受賞した林先生の「今でしょ!」を宮城弁で言うと「今だっちゃ!」ってなりますね。なんか『うる星やつら』のラムちゃんみたい。
牛タンラーメン、お勧めです
仙台空港ターミナルビル内にある、ロイヤルコーヒーショップで牛タン味噌ラーメンを食べました。これはないでしょ、いや、ないだっちゃ……と思ったのですが、食べてみたらかなりの美味しさ。牛たんって意外にラーメンに合うのねえ。お勧めです。(2014年05月06日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
仙台空港(せんだいくうこう)エアポートミュージアム・とぶっちゃ
住所 :宮城県名取市下増田南原 仙台空港ターミナルビル3階
電話 :022-382-0080(仙台空港総合案内所)
時間 :09:00~19:00
休業日:年中無休
入場料:無料
駐車場:有料