おっぱいのお寺があることをご存じですか? 愛知県小牧市の間々観音。地元の方にはおっぱい観音として親しまれています。境内にはおっぱいをモチーフにした絵馬やオブジェがいっぱい。
室町時代に開基
間々観音(ままかんのん)は永正年間(1504~1521)に開基されたと言われていますから、室町時代ですね。正式には龍音寺ですが、地元の方には間々観音、おっぱい観音の方が通っているようです。安産、授乳、子育てにご利益があります。町の小さなお寺といった風情です。
おっぱいの形のお釈迦様
山門をくぐると右手に大きなおっぱいが。ちょろちょろと乳首から水が流れています。横にある注釈にはこうありました。
お釈迦様のお顔をまま観音のシンボルお乳で表現し、胴体を波状で表し、大地にどっしりと腰を据えておられる処に清らかな水を湛えました
なるほどおっぱいがお顔なんですね。
境内のいたるところにおっぱい
境内のいたるところにおっぱいの像がありますのでさがしてみましょう。お線香を立てるところにもつるつるとした、形の良いおっぱい。
安産・授乳・子育てなどの御利益
こっちは別のお線香立て。上向きのおっぱいです。つるりとしていてつい触りたくなります。これだけおっぱいに囲まれていると効き目もありそうに思えます。
センサーでお乳が流れる観音様
こちらの観音像は前に立つとちょろちょろとおっぱいから水が流れます。豊かな胸ですねえ。あやかりたい、あやかりたい。
参拝客はご夫婦連れが多い
本堂も境内もきれいに掃き清められています。ゴミ一つ落ちていない美しいお寺ですね。ぽつぽつと参拝客が訪れていましたが、赤ちゃんがいそうな年齢のご夫婦カップルが多いようです。お腹の大きな妊婦さんもいらっしゃいました。
圧巻の間々観音絵馬
境内の隅にひときわ目を引く物が。立体的なおっぱいがくっついている絵馬の数々。「赤ちゃんがよくおっぱいを飲みますように」「たくさんお乳が出ますように」とお母さんたちの願いが込められています。さすがママのための観音。いえ、単なる駄洒落で「間々」と「ママ」は一切関係ないです。
たくさんのおっぱい絵馬が奉納されていると言えば、岡山の乳神様・軽部神社。子供を思うお母さんの気持ちは全国共通なのでしょうね。
おっぱい! おっぱい!
本堂の中に変わった絵馬を見つけました。
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( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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し ⌒J
胸がでっかくなりますように
絵馬は境内で購入できますが、手づくりの絵馬も奉納できるようになっているんですね。私も胸がでっかくなりますようにと念入りに、念入りにお参りしておきました。(2006年02月19日訪問)【麻理】
追記:伴田良輔先生からのメール(2006年04月26日)
なんと『鏡の国のおっぱい』の伴田良輔先生から直接メールをいただいてしまいました! 私は『独身者の科学』以来のファンで、ほとんど全ての著作や翻訳書を読んでいるんです。嬉しかったなあ!
追記:読者のやぴさんからのメール(2019年06月10日)
やぴさんからの情報によりますと「間々乳(ままちち)観音」の方が通りが良いですよ。バス停もそうなっています」とのことです。なーるほど! 次回訪れるときにはバス停もチェックしますね。情報ありがとうございました☆
地図&情報
間々観音・龍音寺(ままかんのん・りゅうおんじ)
住所 :愛知県小牧市間々本町152
電話 :0568-73-6173
時間:9:00~16:00
休業日:年中無休
拝観料:無料
駐車場:無料