高山祭がテーマの超豪華な地中式博物館「飛騨高山まつりの森」【岐阜】

飛騨高山まつりの森
岐阜県高山市の飛騨高山まつりの森は個人が建てた超ゴージャスな博物館です。高山祭りは春と秋に開催されます。動く陽明門と呼ばれる豪華絢爛な祭屋台(山車)が高山祭りの特徴です。

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高山の自然に配慮した設計

飛騨高山まつりの森
まず場所が変わっています。飛騨高山まつりの森は山をくりぬいて作られた地中式博物館。地中ドームという形式になったのは、高山の豊かな自然を壊さぬようという配慮から。なんと国内初の試みなんですよ。中は広々~。写真右にあるのは直径2.6メートルの世界一の大太鼓。

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立志伝中の人・中田金太氏

飛騨高山まつりの森
飛騨高山まつりの森を作ったのは岐阜の富豪、飛騨庭石社長・中田金太氏です。小学生のころから丁稚奉公で苦労を重ねた立志伝中の人。彼は社会に感謝したいという思いから、巨額の費用を投じてこのプロジェクトに着手しました。

平成の旦那衆に

飛騨高山まつりの森
高山祭の祭屋台を作ったのは飛騨の匠と呼ばれる職人集団です。その昔、彼らに職を与えるため、文化を後の世に伝えるために経済力を持った旦那衆が資金を提供したのが始まりと言われます。中田氏は旦那衆のように平成のパトロンとなろうと決意しました。

ノブレス・オブリージュ

飛騨高山まつりの森
中学生の時、校長先生が教えてくださったノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)という言葉に強く感銘を受けました。貴族など富める者は社会に貢献する義務があるという意味です。まさにノブレス・オブリージュそのままの中田氏、スゴイ人だなあ。かくありたい。

日本各地の一流の職人さんに協力を呼びかけ

飛騨高山まつりの森
巨大なドームの中は暗く、7基の祭屋台の明かりが幻想的に灯っています。この豪華なことと言ったら! キラキラと朱や金が輝いてまぶしいほどです。制作のために、中田氏は日本各地の一流の職人さんに協力を呼びかけました。江戸時代の技術を守るだけでなく、LEDなど現代のハイテクも寛容に取り入れています。

現代にマッチした科学人形

数分ごとに各祭屋台でからくりの上演が行われます。からくりはコンピュータ制御。現代にマッチさせたメカニカルな科学人形を目指したそうです。人形が動く度に会場から「おおーっ」というどよめきがあがります。

ここらで珍な見どころを

飛騨高山まつりの森
中田氏の心意気に感動し、施設の豪華さに驚いてばかりでは珍スポット探訪っぽくないですよね。ここらでマニアなみなさんにお薦めの見どころを。まずはマネキンにご注目。薄明かりで見るとぎょっとするようなリアルな表情なんです。暗がりにのっそり立っているからちょっぴりホラーテイスト。

アヤシイ水晶パワーの魔力

飛騨高山まつりの森
そして「貴方を変える水晶パワーの魔力」と看板に書かれた一画。アヤシイ~! ドームが地中に掘られているので岩盤を利用するためと、水晶の持つ治癒力、不思議な力をお客さんに提供するためなんですって。

中田氏のユーモアセンスにも脱帽

飛騨高山まつりの森
水晶がびっちり貼り付けられたトンネルは珍なる磁場が発生しておりました。奥に白龍大明神をお奉りしてます。中田氏のインタビューを読むと、かなり明るくてポジティブな人みたいです。ちゃんと落としどころを作っている氏のユーモアセンスにも脱帽です。(2007年10月20日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

飛騨高山まつりの森(ひだたかやままつりのもり)

住所 :岐阜県高山市千島町1111
電話 :0577-37-1000
時間 :09:00~17:00
休業日:年中無休(リスと遊べる森は冬は閉園)
入場料:飛騨高山祭ミュージアム・ちょうの館共通券は大人1500円
駐車場:無料(550台)
関連URL:飛騨高山の観光に 飛騨高山 まつりの森 岐阜県高山市

※情報修正2018年05月