ボンジュール。コマンタレヴ? 今日はコートダジュールにやってきました。でも実は『南仏の』コートダジュールではなく、静岡県伊豆にある『東洋の』コートダジュールなのです。
海と山に囲まれた岩地温泉
静岡県伊豆の岩地温泉の東洋のコートダジュール。コートダジュールとはフランス語でCote d’Azur。つまり「紺碧の海岸」ってこと。のんびりした漁村を取り囲む、青く輝く海と緑深い山。その岩地温泉を観光地としてアピールしようとつけた名称が「東洋のコートダジュール」。
黄色い屋根の家は……
なぜコートダジュールと呼ぶのかって? それはこの漁村の屋根を黄色に塗っているからです。高台に登って確かめてみましょう。
残念、足並みそろわず
実際に黄色に塗っている家は全体の半分もありませんでした。足並みそろわなかったのね……。でも真っ白な砂浜にエメラルドグリーンの海はうっとりするほど美しかったです。入り江で囲まれているから波も穏やかで、絶好のシュノーケリングポイントとなっています。
富士見彫刻ラインをドライブ
岩地温泉に向かう途中のドライブでは、道路脇に注意しながらクルマを走らせましょう。雲見から松崎への国道136号線沿い、約4キロの区間の富士見彫刻ラインには21体もの彫刻が設置されています。
海と山と富士山と彫刻
これらの彫刻は地元の彫刻家や学生さんが作ったものなんですって。素朴な味わいがあります。海と山、そして晴れた日には富士山を彫刻と一緒に鑑賞できるなんて素晴らしい試みです。トレビヤン☆
よそ見運転・写真撮影にご注意
この道は曲がりくねっているから、景色と彫刻に気を取られすぎているとクルマをぶつけてしまうかもしれません。つい写真を撮りたくなるけれど、ちゃんと安全な場所に駐車してからにしましょう。
南仏を感じられる東洋のコートダジュール
風光明媚な伊豆でバカンス気分になることができました。国内にいても南仏を感じられる場所、東洋のコートダジュール。この先どんな観光地になっていくか楽しみな場所です。
コートダジュールって黄色なの?
ところでコートダジュールって、黄色い屋根が多い土地なのかしら? コートダジュールに行ったことがないからよく分かりません。ひょっとしたら雰囲気だけで黄色い屋根に塗ってしまった──ってことはないですよね。ま、そんなことは置いておいて。ではみなさま、オールヴォワール。 (2006年01月29日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
東洋のコートダジュール(とうようのこーとだじゅーる)
住所 :静岡県賀茂郡松崎町岩地
電話 :0558-42-3964(松崎町役場 企画観光課)富士見彫刻ライン(ふじみちょうこくらいん)
住所 :静岡県賀茂郡松崎町松崎~岩地
電話 :0558-42-3964(松崎町役場 企画観光課)
関連URL:富士見彫刻ラインの桜 | 松崎町