見た目は子供、頭脳は大人、真実はいつもひとつ──の決めぜりふで有名な『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生。故郷鳥取県の青山剛昌ふるさと館とコナンロードはファン必見。
青山剛昌先生の『名探偵コナン』
コミック、アニメ、映画などで大ヒット中の『名探偵コナン』。マンガ家・青山剛昌氏は鳥取県北栄町出身です。水木しげるロードの大人気に続けとばかり、北栄町は町おこしとして1999年から『名探偵コナン』にちなんだブロンズ像をコナン通り(コナンロード)に設置しています。
1:道の駅大栄のコナン像
北栄町のあちこちにはコナン君のブロンズ像が9体設置されています。これは道の駅大栄にあるもの。シャーロック・ホームズに扮した江戸川コナン君です。ミステリファンならご存じ江戸川乱歩とシャーロック・ホームズシリーズのコナン・ドイルの名前が由来ですね。
2:JR由良駅前広場のコナン像
江戸川コナン像は9体のうち7体です。これはJR由良駅前広場のコナン像。「犯人はおまえだ!」とビシッと指さすポーズが決まっています。
3:北栄町図書館の工藤新一像
北栄町図書館の工藤新一のブロンズ像。図書館前で待ち合わせの様子です。時計を見ながら「遅いなあ~」なんて感じかな。等身大でなかなかカッコイイですよ。
4~7:コナン大橋のコナン像
7体のコナン像のうち4体がコナン大橋に設置されています。私が訪れたとき雨降りだったのですが、小学生の女の子とそのお父さんが写真を撮っていました。ファンはコナン巡礼に訪れるんでしょうね。
犯人は誰だ!
でも残念なことに、これらのコナン像は1999年の設置以来、しょっちゅうイタズラされているそうなんです。腕を折られたり、メガネを取られたりなど何度も壊されています。コナン君カワイソ……。誰だ、そんなことすんのは!
イタズラが絶えないブロンズ像
調べてみると、水木しげるロードのブロンズ像もイタズラが絶えず、住民の方は困っているんだとか。子供たちが見に来て壊れていたら大ショックですよ。コナン君犯人つかまえてよ~。
青山剛昌ふるさと館もオープン
ブロンズ像は町内に点在していて周りにお店などもないため、水木しげるロードに比べると地味な感じ。2007年に総事業費は約1億9500万円かけてオープンした青山剛昌ふるさと館が観光客を呼び込むブースターになるかどうか。今後に期待です。(2008年05月05日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
名探偵コナン通り(めいたんていこなんどおり)
住所 :鳥取県東伯郡北栄町由良宿
電話 :0858-37-3111(大栄観光協会)
時間 :見学自由
関連URL:名探偵コナンに会えるまち 鳥取県北栄町 青山剛昌ふるさと館 オフィシャルサイト