長崎県雲仙市は雲仙普賢岳で知られています。国見町に日本一小さな鳥居があるというので淡島神社へ行きました。鳥居をくぐり抜けられたら良縁や子宝に恵まれるそうですよ。
女性に縁のある、あわしま神社
日本一大きい鳥居については、明治神宮、厳島神社、出雲大社、弥彦神社……といろんな神社が名乗りを挙げていますが、日本一小さい鳥居もここ国見町の淡島神社、熊本県の粟嶋神社などいくつかあるようです。ちなみに全国のあわしま(淡嶋・淡島・粟嶋など)神社は女性に縁のある神社なんですよ。
赤ちゃん用のミニ鳥居
拝殿にお参りして中を覗くと、小さな木製ミニ鳥居が。傍らにカゴがおいてあります。鳥居には「健康に育ちますように」という文字。赤ちゃんをカゴに入れて鳥居をくぐらせると願いが叶うと言われます。これも小さいですが日本一小さな鳥居ではありません。
人工芝の方がメインの鳥居
境内に3基、小さな鳥居が並んでいます。これが日本一小さな鳥居。鳥居をくぐることができると良縁や子宝に恵まれるという御利益があるのです。下に緑色の人工芝が敷かれていて参拝者が挑戦しやすいようになっています。
33センチ、30センチ、27センチ!
この鳥居、どのくらい小さいかというと、3基の内側の辺がなんと33センチ、30センチ、27センチ。徐々に小さくなっていきます。これを全てくぐり抜けねばならないとは、かなりハードルが高い。
鳥居くぐりにチャレンジ
豊年祭の行われる愛知県の大縣神社でも、ミニ鳥居をくぐり抜けた私ですが、はたして27センチを通過できるのか。結果は……あっさりクリアー。いやっほー!
「道祖神→」の立て札を見逃すな
妊娠中に太りすぎると難産になるというし、このくらいを目指せということでしょうか。でもちょっと小さすぎかも。参拝にいらした方はミニ鳥居くぐりだけで疲れて帰っちゃだめ。ぜひとも本堂の裏手にも足を伸ばしましょう。「道祖神→」の立て札が目印です。
裏手にはひっそりと……
あなたの予想とご期待通り、男根型、女陰型の御神体が小さなお社の中に奉られています。子宝、安産の神様というとやはりこれがなくては。でも裏手にひっそりと奉られていますので見逃してしまう人もいるかもしれませんね。
おさい銭が痛そう
棒状の男根の下に女陰が敷かれている形。あっさりした女性のものに比べて男性はかなり力が入っている作りです。でもひび割れている部分に無理矢理おさい銭がねじ込んであるのは、痛そうなんでやめてあげてほしいなあ。(2007年11月10日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
淡島神社(あわしまじんじゃ)
住所 :長崎県雲仙市国見町神代西里
電話 :0957-78-2111(雲仙市役所国見総合支所)
時間 :参拝自由
駐車場:無料(17台)