他人様ばかりネタにしおって、そういうお前はどうなんだというお叱りもあろうかと。今回はある意味珍スポットな私が住んでいるスチームパンクハウス、蒸気邸をご案内します。
明治時代の洋館を移築
我が家は12ヘクタール(甲子園のおよそ3倍)の土地に、明治時代に建てられた洋館をまるごと移築した家です。外側は当時そのままのデザインですが、中は最新式の蒸気機関式冷暖房、警備システム、ワイヤレスネットワークを組み込んであります。
スタッフのお二人を紹介します
こちらは私の家で働いてくださっている、住み込みの執事のSさんとメイドのYさんです。屋敷内に34部屋があるので、彼らの他に通いのスタッフが5人います。Sさんは会計管理から仕事の秘書業務まで、Yさんには家事一般をお任せしています。
メイドのYさんと一緒に料理
Yさんは英国のフィニッシングスクール・Eastbourne College of Domestic Economyご出身で、お若いのに掃除、洗濯、裁縫、育児、料理など家事はパーフェクト。私も時々新しいお料理を習っていますよ。
管理人の仕事部屋
ここが私の部屋の仕事机。ヴィクトリア朝のライティングビューローを解体し、コンピュータがまるごと入るように改造して組み直してあります。CPUは扉の内部に格納されています。愛機はMac G6ブラスモデル。真鍮の外殻が気に入っています。
暖房は蒸気式
もう暖かくなったので暖炉にファイヤースクリーンを置いていますが、寒い時期には蒸気式暖房を使っています。発生した熱が床全体に張りめぐらしたパイプを通り部屋を暖めます。光熱費もガス暖房とそれほど変わりません。
室内プールで毎日トレーニング
敷地内にある室内プールです。こちらも蒸気式温水になっています。手前側に50メートルプールがあるのでここで毎日1時間泳いで体力作りをしています。専門のトレーナを雇って加圧トレーニングも続けていますので心肺能力、筋力が向上しました。ハードな珍スポット巡りも万全です。
一年中花が満開の中庭
ここは中庭。レンガ畳みですが、地下に蒸気のパイプを巡らせてありますので、夏は冷水、冬はスチームによる温水を流しています。一年中適度な地熱が保たれますのでいつでも花が咲き乱れています。午後はここでアフタヌーンティーをいただきます。
図書室とベッドルーム
最後に図書室とベッドルームです。いずれは全ての蔵書を革で装丁し、蔵書票を貼ろうと思っています。夜は11時ごろ床に入り、朝は6時起床。毎日規則正しい生活を送っています。
以上ざっと五十嵐家をご紹介いたしました。
3つの願い事の代償
この生活をどうやって手に入れたのかですって? You cannot have your cake and eat it tooと言うではないですか。悪魔と3つの願いの契約を交わしたからに決まってます。以来、いつも彼女が私の側にいるんですよ。(2008年04月01日訪問)【麻理】
参考文献
五十嵐麻理の家・蒸気邸(じょうきてい)
住所 :秘密
電話 :秘密
ちなみに今日(04月01日)は何の日か知ってますよね。もちろん。