旅行者が宮古島で最初に訪れる場所。それは宮古空港。敷地内にあるフナイマークは、経営コンサルタント・船井幸雄氏が夢で見たお告げにより作ったパワースポットです。怪しい〜?
宮古空港の屋根はサシバをイメージ
国土交通省資料によると2015年の宮古空港の乗降客数は134万879人。そのうち7割は観光客です。毎日3500人以上も利用者があるんですね。
1997年に併用開始された新ターミナルビル(※)の屋根は、サシバをイメージしています。サシバはタカ科の渡り鳥で、毎年10月中頃に宮古島を訪れます。なるほどなんとなく似てるかも。

観光地に急ぐのはちょっと待った!
旅行者は一刻も早く観光地を見たいとばかりに、さっさと空港を離れがち。でもちょっと待った! 宮古空港内にもちゃんと珍スポットは存在するのです。それは空港正面にあります。一見何の変哲もない広場ですね。
地面にあるパワースポット
地面の模様に注目してください。今パワースポットって流行ってますよね。地面にモザイクタイルで描かれたこの模様こそが、パワースポット・フナイマークなのです。
フナイマークの説明書き
説明書きにはこうあります。
我が国を代表する経営コンサルタント会社(株)船井本社の代表取締役会長、船井幸雄氏が夢で見たという図形が描かれています。美しい花のような図形でこれは通称『フナイマーク』と呼ばれております。このマークの真ん中に立つと、良いエネルギーが集まり気分が良くなると言われております。愛してやまない宮古島を『癒しの島』と命名したのも船井氏です。(宮古空港ターミナル株式会社)
宇宙意識、波動、霊──
船井総研もビジネスマンの間ではよく知られたコンサル会社。また自己啓発書をよく読む方なら、船井幸雄氏の著書を一度は手にしたことがあるでしょう。船井氏はいわば経営コンサルタント業界のカリスマ。でも彼の著書には「宇宙意識」「波動」「思い」「霊」などのキーワードがあふれているのですよ。
おらにパワーをわけてくれ!
学研『ムー』を愛読している私にとっては、船井幸雄氏は経営コンサルタントというより『ムー』的な人という印象。さすが船井会長、やってくれましたね。
しかも珍スポ的にかなり美味しいキーワード「夢で見た(※)」がしっかり説明書きにあるのが嬉しい。旅行者のみなさん、旅を幸先良くするためにぜひフナイマークのパワーを受け取りましょう。(2011年04月18日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
宮古空港(みやこくうこう)
住所 :沖縄県宮古島市平良下里1657-128
関連URL:宮古空港ターミナルビル