どういうわけだか、宮古島には大きな動物系モニュメントがあっちこっちにあります。今日から連続で宮古島の巨大モニュメントをご紹介していきます。最初は来間島にあるタコ公園です。
美しい来間大橋
来間島(くりまじま・くれまじま)は宮古島南西に位置する、周囲が9キロメートルの小さな島。宮古島からは1690メートルの来間大橋を渡って行き来することができます。来間大橋は来間島のサトウキビの運搬など農業生産性の向上を目的に平成7年に開通されました。美しい海をバックに一直線に続く橋はとても美しいんですよ。
入り口の案内板が目印
タコ公園は少し見つけにくいところにあります。来間大橋を渡ってすぐにある案内板を見つけたら、クルマを降りてそこからつながる細い遊歩道を歩いていきます。
ジャングルのような小道を通ります
美しい小道ですね。ガジュマルやシダなど南国の木々が生い茂っていて、ちょっとしたジャングルのよう。だんだんワクワクしてきました。
遊歩道を抜けると
10分ほど歩いて遊歩道を抜けると、広々とした空と断崖絶壁が目に飛び込んできます。上り坂をさらに進んでいくと……。
見えてくるのは……
あ、このオレンジ色の物体は……?
タコの展望台!
タコでしたー! タコの下には椅子が数個置かれています。このタコモニュメントは展望台なんですね。
下には隠れビーチも
このタコが見下ろす断崖の下には、泳ぐことができるビーチがあるのです。来間島にはあまり観光客がいないし、このタコ公園自体もあまり知られていないので、絶好のシュノーケリングポイントとなっています。
クマノミもたくさんいるみたい
プール状になっているので、波もおだやかで泳ぎやすそう。沖縄離島ドットコム様によると、サンゴはあまりないものの、クマノミなど小さな魚がたくさんいるそうです。
タコ公園で凧揚げ
私が訪れたのは早朝だったこともあって、シュノーケリングは断念。そのかわり凧揚げしました。タコに凧。なんちて。清々しい風が吹いていて、凧揚げにも最適です。
旅行にお勧め・アースカイト
余談ですが、この凧はアースカイトといいまして、旅行者にお勧めのアイテムです。風光明媚な場所を旅したとき、思いついたらすぐに凧揚げできますよ。チューブ状になっている部分に風が通って骨(ロッド)になります。だからコンパクトに折りたたむことができるんですよ。
いつでもどこでも凧揚げ
(アースカイト公式サイトより)
アースカイトは手のひらサイズだからハンドバッグにも入ります。簡単に揚がるから女性にもお勧め。嬉々として凧揚げする成人女性がどれだけいるのか分かりませんが……。広場で、海で、断崖絶壁で──いつでもどこでも凧揚げ。美しい景色をより堪能できますよ。(2011年04月19日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
来間島タコ公園(くりまじまたここうえん)
住所 :沖縄県宮古島市下地来間