宮古島海宝館は幸地和夫氏のコレクションによる貝殻博物館です。子供の頃から貝が大好きで潜水士にまでなってしまったという筋金入りのコレクターです。6000点の貝をご覧あれ。
潜水士となり全国で貝殻蒐集
小学一年生の時に貝について書かれた本を手に入れたのをきっかけに、ひたすら貝を集め続けた幸地和夫(こうちかずお)少年。選んだ職業は潜水士。全国各地で仕事をしながら貝のコレクションを充実させていきました。そして結婚後に有限会社海宝館を設立。宮古島海宝館(みやこじまかいほうかん)の建設へとつながったのでした。
26年で6000点を蒐集
幸地館長が26年間潜水士をして集めた貝は約6000点。この素晴らしいコレクションをぜひ読者のあなたにもお見せしたかったのですが、館内は撮影禁止。ということで、パンフレットの画像です。内装もきれいですっきりした博物館ですよ。
幸地館長のおじぃの挨拶
美ら島物語様のサイト(※リンク切れ)によると、幸地館長のおじぃは、開館式でこう挨拶したといいます。「この子は貝ばかり集めて、世界中から臭い貝を家に送りつけてきた。今日、こうしてゴミの山が宝に変わるとは思わなかった」
このようなオヤジ系珍スポットは、家族は大迷惑を被っていることが多いのですが、おじぃも大変な目に合っていたのですねー。
昔の潜水服で記念撮影
プロの潜水士だった幸地館長の渾身の展示が、潜りの歴史コーナー。潜水方や潜水器具の変遷がわかりますよ。昔の潜水服を着られるコーナーは写真撮影OK。スキンダイビングにハマっている私にとって貴重で楽しい体験でしたよ。(2011年04月20日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
宮古島海宝館(みやこじまかいほうかん)
住所 :沖縄県宮古島市城辺字保良591-1
電話 :0980-77-2323
時間 :09:00~17:00
休業日:年中無休
料金 :500円
駐車場:無料