徳島県の阿波の土柱は「世界三大奇勝」と称されています。アメリカのロッキー山脈、イタリアのチロル、そして徳島県阿波市しか存在しない、大変貴重な風景なんですって。
ポスターのポエム
近くのおみやげ屋さんにポスターがはってありました。
土柱 DOCHU
何も言わず大地は……。
何も答えず大地は……。
百万年の太古から、
静かにそこにたたずんでいる。
ただ吹き抜ける風のみが、
その心を知るかのように
大地の歌を歌いつづける。
ローマ字で書くとなんかカッコイイ
なんか格好良いな。DOCHU。嫌が上にも高まる期待。なんたって1934年に国の天然記念物に指定されてるんですからね。
土柱どんどん
土柱近くのお店は「土柱」と名前がついたものが多いです。観光資源として地元の人も期待しているんですね。こちらはおみやげや飲食のお店・土柱どんどんさんの駐車場看板。
土柱うどん
手打ちうどんだってもちろん土柱。こちら土柱うどんさん。
土柱ランド新温泉
観光旅館の土柱ランド新温泉さん。ランド……。珍スポット的にやばいワードナンバーツーです。このあたりから雲行き怪しくなってきた。なんとなく昭和の薫りがする。きっと昭和時代に土柱フィーバーがあったんでしょうね。
土柱パラダイス
コーヒールーム土柱パラダイスさん。パ、パラダイス……。パラダイスという言葉は珍スポットとは切っても切れない縁のある言葉。珍スポキーワードナンバーワンです。これは、まさか……。心の警報が鳴り始めた。
This is DOCHU!
はい、これが、土柱です!!!
……ん? どれ? どのへんが土の柱なの? ただの裏山って感じだけど。
どれが土柱かよくわからない
これだともうちょっと柱っぽいかな? うーん。土柱の中でも一番大きいものは波濤嶽(はとうがたけ)という名前がついているのだそうです。でも高さが10メートルぐらいのものが多数立っている──としかパンフレットに載っていないから、どれがその波濤嶽なのかよくわかりません。
私に見る目がないせいです
ふもとの方から眺めたので、きっと上の登山道から見たらすごい景色に違いありません。きっと。それに地質学的にはすごい貴重な場所なんですよ、ここは。私が地学のことよく分かんないから、がっかりしただけだと思う。そういうことにしておきます。(2009年05月06日訪問)【麻理】
追記:2015年10月07日
読者のHさんより情報とお写真を頂きました。
紹介されている内容と違うところがありまして、観光地のイメージダウンになってる為に修正をお願いしたい所がありました。
(中略)麻理さんが見られた場所は”駐車場の裏山”だったようです。こちらに何枚か写真を用意しましたが”DSCF7173″の入り口の看板の右奥が土柱公園の本体でした。
他の写真で、周辺の木と比較していただけるとお分かりかと思いますが、山一個が丸ごと土柱公園になっていて、山頂側では足場も悪く東尋坊以上の恐怖感でした。
案内看板の場所説明が解りにくいのが問題でもありますが、機会があれば、もう一度見に行かれることをお勧めいたします。
Hさんからのお便り
おおっ! 大迫力。私が見たのは裏山の方だったんですね。この景色を見ずに帰ってしまったのは返す返す残念無念。次回こそはぜひ! Hさん情報ありがとうございました。【麻理】
参考文献
地図&情報
阿波の土柱(あわのどちゅう)土柱高越県立自然公園(どちゅうこうつ けんりつしぜんこうえん)
住所 :徳島県阿波市阿波町桜ノ岡
電話 :0883-35-7875(阿波市商工観光課)