マヤ文明のピラミッドか? 超豪華な宗教施設「光ミュージアム」【岐阜】

光記念館
岐阜県に突如出現した巨大ピラミッドを前に呆然ボーゼン! 古代マヤ文明を思わせるピラミッド。実は真光系教団の一つ、崇教真光の光ミュージアムです。美術館・博物館になっています。

光ミュージアム(ひかるみゅーじあむ)は、2013年の名称変更までは光記念館と呼ばれていた。名称変更日の02月27日は新宗教・崇教真光の創始者である岡田光玉の誕生である。

豪華な崇教真光の博物館・総本山

光記念館
覚えておいででしょうか、飛騨開運乃森という記事の最後に、金色にまばゆく光る豪華絢爛な建物の写真をご紹介しました。あちらは高山市内にある崇教真光の世界総本山だったのです。一方こちらはピラミッド。いやはやゴージャス!

7メートル! 1本の木に彫られた巨大仏像「飛騨開運乃森」【岐阜】
岐阜県高山市の飛騨開運乃森には日本家屋をびろーんと上に伸ばしたような巨大な建物がいくつも建っています。その中を覗いてみて唖然、巨大な木彫りの仏像が格納されています。

神殿風の建物に圧倒される

光記念館
広大な敷地、石造りの重厚な建物。そのあまりの大きさにただただ立ちつくすのみです。文化庁の公開承認施設の博物館とのことですが、どう見ても「神殿」。圧倒されます。

ためいきばかりのゴージャスな内装

光記念館
内部は撮影できるスポットが決まっていますので、全てお見せできないんですが、もうひたすらゴージャス。何を見ても「はあ~」というため息が漏れます。大理石の床、壁、見上げるほど高い天井。いったい総工費はおいくらなのかと下世話なことばかり考えるワタクシ。

中庭には二匹の実物大恐竜が!

光記念館
恐竜の化石、ジオラマを展示した部屋もあります。こちらはごく普通の科学博物館といった感じ。中庭に出てみますと実物大の恐竜2頭の模型が芝生を散歩しています。でか!

リアルに再現された恐竜模型

光記念館
背景は古代文明を思わせる石造りの壁。なんつうか非常にシュールな光景です。ちなみに右が福井県で化石が発見された、スギヤマリュウ。左は石川県で化石が発見されたカガリュウ。どちらも10m以上あって大迫力ですよ。

オルメカの巨石人頭像と記念撮影

光記念館
人類史の展示室もあります。世界の七大文明と日本の縄文時代の遺物、至宝を紹介。メキシコ湾岸、オルメカ文化の遺跡で発見された巨石人頭像と一緒に写真を撮れます。

トンデモ系、オカルト系ではありません

光記念館
光ミュージアムのエキゾチックな外観から、博物館も学研『ムー』系なのかなとワクワクしてたんですよ。超古代文明とか、オーパーツとか。でも展示内容はいたってマトモで、トンデモ系、オカルト系ではありません。ちょっぴり残念。文化庁お墨付きなのであまり極端には走れなかったのかな。

メインのピラミッド

光記念館
さて光ミュージアムのメインはやっぱりこのピラミッド。思わずイケニエを捧げたくなるような荘厳さ。頂上に登ってみたかったのですが、階段は立ち入り禁止。登れませんでした。

ピラミッドホールの「光と音のシンフォニー」

光記念館
このピラミッドの内部は巨大なホールになっていまして、1日数回、「光と音のシンフォニー」という10分ほどのショーが行われます。シンセサイザーの神秘的な音楽と、いろんな色のライティングがシンクロ。音と光が幻想的です。光ミュージアムは、宗教色が強くないので信者でない方も大丈夫ですよ。(2007年10月20日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

光ミュージアム(ひかるみゅーじあむ)

住所 :岐阜県高山市中山町175
電話 :0577-34-6511
時間 :10:00~17:00(入館は16時まで)
休館日:水曜、展示入れ替え期間、冬期
入館料:900円
駐車場:無料(330台)

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