ブログもアクセスという人気で成り立つものですし、記事を書くのも芸のうち。芸事の神様にも詣でておこうと、京都市右京区の車折神社へ向かいました。千客万来アクセスアップを祈願!
儒学者・清原頼業を奉った神社
平安時代の大学者・清原頼業(きよはらよりなり)を奉っている車折神社(くるまざきじんじゃ)。頼業が愛でたという桜がたくさん植えられたので、昔は「桜の宮」と呼ばれていました。後嵯峨天皇(1242~1246)の御遊幸の時に、社前で車輪が折れたため「車折」の神号を賜ったそうです。
芸能神社の御祭神は天宇受売命(あめののうずめのみこと)
この境内にあるのが芸能神社。御祭神は、天宇受売命(あめののうずめのみこと)です。そう、天の岩戸(あまのいわと)にこもってしまった天照大御神(あまてらすおおみかみ)を誘い出すために、面白おかしく舞ったという女神。古事記・日本書紀で有名なエピソードです。
シールや千社札がびっしり
舞によって観客を沸かせた女神を奉ってあるのですから、芸能の神様なんですね。芸能神社の拝殿は、もうやたらめったらと芸能人のシール・千社札が貼ってあります。芸能人が直々に祈願したのか、ファンが応援で貼ったのか。こんなに貼ってあると神様はどの芸能人を人気者にしたらいいか迷っちゃいますね。
タレント、女優、俳優、芸人、歌舞伎役者……
境内での見どころは、数々の芸能人が奉納した玉垣。朱塗りに黒々と書かれた芸名の数々です。タレント、女優、俳優、芸人、歌舞伎役者、画家、音楽家、アーティスト……。芸能関係に疎い私にも分かる、有名芸能人の名前もあります。名前を眺めているだけで時間を忘れますね。
高額奉納者はだれ?
石で作られた玉垣には奉納した金額も書かれています。下世話なんですが「ほほう、こんなに払ったのか」と興味津々。私が見つけた高額奉納者は金130万円也の宮尾すすむ氏。ハイッ! 最近はどうしていらっしゃるのかなあ。
どうぞたくさんの方がアクセスしてくれますように
境内に白いネコばかり5匹が集まって集会をしていました。親子・兄弟かな。ブログのアクセスアップと良い読者さんとの出会いを念入りにお参りしておきましたよ。どうぞたくさんの方がこのブログの記事を見て珍スポットを訪れてくれますように。パンパン!(2006年05月12日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
車折神社(くるまざきじんじゃ)
住所 :京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
電話 :075-861-0039
駐車場:無料
関連URL:車折神社