大阪市にあった吉本笑店街。昭和30年代の千日前商店街を再現した、吉本芸人総出演のテーマパークです。狭い路地に立ち並んだお店は、各芸人さんをテーマにしています。2009年閉鎖。
昭和30年代の千日前商店街
よしもと笑店街はなんばグランド花月(NGK)の地下にあります。オープンは2004年03月20日。館内は昭和30年代の千日前商店街をイメージしているので、懐かしいレトロ風味になっています。
各吉本芸人さんをテーマにしたお店
入り口は国鉄の改札口をイメージしたもの。国鉄ってJRのことね。狭い路地に立ち並んだお店は、それぞれ人気の吉本芸人さんをテーマにしています。おや路地裏の地面を見てみるとなにやら事件が起った模様ですね。
阿呆乃湯と仁鶴商店
アホの坂田こと坂田利夫師匠の阿呆乃湯。そして笑福亭仁鶴師匠が店番のたばこ店、仁鶴商店。です。結構似てる!
実物大! 明石家さんまロボット
このロボットはおなじみ明石家さんまさん。彼のマシンガントークの秘密が分かる杉本研究所(&さんまロボット)です。他にもテレビでもおなじみの顔があちこちに。
三歩歩けばギャグにぶち当たる!
「三歩歩けばギャグにぶち当たる!」とパンフレットに書かれている通り、あっちこっちにギャグが盛り込まれています。こちらは山田花子オーナーのオトナのおもちゃ。セクシーグッズに混じって棚に並べられているのは、全て花子ちゃん出演のアダルトビデオ(VHS)。タイトルも凝ってますよ。
世界人類が平和でありますように
壁の張り紙も見逃してはなりません。「世界人類が平和でありますように」ポスター。珍スポット旅行してるとあちこちで見るんですが、それも吉本化しています。小さなギャグもあなどれません。どこにあるか探してみてね。
メガネ、メガネ……はここだ!
横山やすし・西川きよし記念館にはお二人の貴重な愛用品、記念品が飾られています。あっ、やっさんのメガネここにあったんだ! ……
どっちがいくよでくるよだったっけ
今いくよくるよの今玩具店。これまで着た個性的な衣装の数々をお人形に着せて飾っています。私どっちの名前がいくよだったかくるよだったか迷うんですよ。一発で覚えられる方法ないですかね。
今や中堅の、かつての新人さん
ナインティナインの九十九医院。新生児室の赤ちゃんは岡村君、看護婦さんは矢部君。ベテラン勢の多い吉本笑店街においては若手新人さん扱いだけど、もう彼らもお笑い芸人として堂々たる中堅。
どっちかってーと30代以上の方におすすめ
とまあ、あっちこっちにしかけやギャグがあったり昔を思い出すものばかりだったりで、意外に面白かったのでした。でも昔の芸人さんが多いから若い人は「誰ですか、これ?」状態かもしれない。ともあれ「観光客さんいらっしゃ~い!(桂三枝の声で)(2008年08月17日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
吉本笑店街(よしもとしょうてんがい)
現在閉鎖している施設です。ご注意ください。大変残念です。楽しい想い出をありがとうございました。(2009年08月閉館)住所 :
大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月(NGK)地下
電話 :06-6643-1188
時間 :平日10:00 ~ 19:00(入場18:30まで)土日祝9:00~19:00(入場18:30まで)※冬期は平日11時、土日祝10時開館
休業日:年中無休
入館料:大人1000円
駐車場:なし