日本童謡の園は日本初の童謡を集大成した公園として生まれました。紀伊半島のおだやかな海を一望できる敷地に、童謡の歌碑が点在。自動演奏される童謡の音色に心癒やされる公園です。
日本初の童謡を集大成した公園
ここは和歌山県。ピュアなあの頃よもう一度! とばかりに日本童謡の園にやってまいりました。日本童謡の園は昭和62年10月に日本初の童謡を集大成した公園として生まれました。園内は広々としていてちょっとした運動になるぐらいです。
紀州ゆかりの童謡・まりと殿様
青い空、青い海。まるで心が洗われるようです。写真の銅像は紀州ゆかりの「まりと殿様」という歌にちなんだもの。不勉強で申し訳ありません。ワタクシ、この童謡は存じませんでした。沈む夕日をまりに見立てた写真もあります。
歌碑に書かれた名曲・七つの子
園内の様子を動画でご覧ください。小径を歩いてゆくと、突然どこからともなく音楽が鳴ります。それはホヤホヤ~ヘロヘロ~とした、なんとも脱力系の音楽。良く聞くと、歌碑に書かれた名曲「七つの子」です。実はこの曲の題名を「カラスの歌」だと思いこんでいました。お恥ずかしい。
茂みに巧妙に隠されたハイテクセンサ
曲は歌碑に近づくと自動的に鳴るのです。歌碑の近くの茂みをよく見てみますと、センサーが巧妙に隠されています。意外にもハイテクですね。
お子様の情操教育のためにぜひどうぞ
園内には「まりと殿様」「鳩ぽっぽ」「赤とんぼ」「七つの子」「メダカの学校」「海」「夕やけ小やけ」「てるてる坊主」「お花がわらった」「みかんの花咲く丘」の石碑があります。お子様の情操教育のためにも、大自然を満喫するためにも、とても良い施設ですね。
難点は観光客が少なすぎること
ただ難点を言うとすれば、せっかくのこの公園、私ともう1カップルの他には全く観光客の皆様がいらっしゃらなかったこと。せっかく広々とした公園なのに、これはもったいない。
ヘロヘロ〜とした童謡音楽
雲一つない青空に爽やかな風。ヘロヘロ~とした音楽がなんともヘンテコな雰囲気を醸していました。
美しい海に癒される
ふるさと展望台に登ると広大な海が広がっていました。いつの間にか音楽に合わせて「海は広い~な、大き~な~♪」とつぶやいていました。癒されるわー。
ネコいっぱーい♪
そしてこの日本童謡の園にはもう一つ癒しがあります。それは無数にいるネコ。とにかくやたらめったらとネコがいます。猫萌えのみなさんにもおすすめです。(2006年10月09日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
日本童謡の園(にほんどうようのその)
住所 :和歌山県西牟婁郡すさみ町江住
電話 :0739-34-3200 (すさみ町観光協会)
時間 :入園自由
入場料:無料
休業日:年中無休
駐車場:無料
関連URL:日本童謡の園(南紀すさみ町観光協会)