おもちゃ箱みたいなカラフルワンダーランド「山梨県立科学館」【山梨】

山梨県立科学館
まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたかのようなカラフルな内装。山梨山梨県立科学館はセンスオブワンダーを感じさせる素晴らしい施設です。大人の方が楽しめる科学館かも。

おもちゃ箱の中の世界

山梨県立科学館
ピカピカ光るライト、ロボットのメカのような柱。所狭しと配置されたカラフルな展示物。おもちゃ箱の中に入り込んでしまったような世界です。レトロな未来の風景にも見えてきますね。狭い空中通路を這い進みながらあちこち行ったりも出来ます。

設計は環境デザイン研究所

山梨県立科学館
このスゴイ設計はいったいどこが? と調べてみたら環境デザイン研究所でした。なるほど。石川県のコスモアイル羽咋、福井県児童科学館、富山県こどもみらい館などユニークな建築で知られていますね。

『Xファイル』と豪華宇宙コレクション「コスモアイル羽咋」【石川】
一世を風靡したアメリカドラマ『Xファイル』。石川県の科学博物館コスモアイル羽咋にはなんと本物の『Xファイル』が展示してあるというのです。リアルな宇宙人人形も必見です。

6つのエリアに分かれた1階

山梨県立科学館
1階はサイエンスプレイ、科学技術、地球、自然、生命、宇宙という6つのエリアに分かれています。2階はプラネタリウムやアストロビジョンを楽しめます。どのエリアも子供が体験して遊びながら学べるようになっています。

大人でも夢中になってしまうような凝った作り

山梨県立科学館
どれも子供だましじゃなくて大人でも夢中になってしまうような凝った作り。スペースシャトルのコックピットに入ってフライトシミュレーションをしたり、マシンに乗って月面をフワフワ歩く体験をしたり。高さ3mの竜巻に触ったり、ミツバチの巣作りを間近で見たり。

疑問に何でも答えてくれる先生みたい

山梨県立科学館
スイッチを押し、ロープを引っ張り、パネルをひっくり返しているうちに、自然に音波や磁力、力の作用、人体、自然現象、宇宙など様々なことが学べるんです。子供が持つ「どうして?」という疑問に何でも答えてくれる先生みたい。つい私も夢中になってしまいました。

子供の時の感覚を思い出させてくれる

山梨県立科学館
何よりその色彩感覚が素敵。赤、青、黄色の原色が次々に目に飛び込んできます。中にいるだけでワクワクと心が弾んできます。子供の見る世界って色が鮮やかなんですよね。山梨県立科学館はその感覚を思い出させてくれます。

人工雪を体験できる施設も

山梨県立科学館
私が一番気に入ったのは人工雪が体験できる展示物。ガラス張りの小部屋があって、ある一定の時間中に雪が降るんです。中で子供が遊ぶために長靴なども用意されていますよ。

全国にこの科学館があればいいのに

山梨県立科学館
ブルーに塗られた小部屋の天井から雪が舞い落ちてきます。下に積もった雪を丸めてみたり。すごく寒いので数分もいられずに飛び出しました。雪が降らない南国にこの展示があったら、きっと子供は大喜びだろうなあ。

まさにワンダフルな科学館

山梨県立科学館
私は「センスオブワンダー」というSF用語を勝手に「わくわくする気持ち、面白がる才能」と訳しています。山梨県立科学館にはワンダーが溢れています。まさにワンダーてんこ盛りのワンダフル(Wonder+full)ワールド。山梨のチビッコは幸せですよ。(2007年04月15日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

山梨県立科学館(やまなしけんりつかがくかん)

住所 :山梨県甲府市愛宕町358-1
電話 :055-254-8151
時間 :09:30~17:00(入館は16:30まで)夏休み期間(07月16日~08月31日)は09:30~18:00
休館日:月曜・休日の翌日・年末年始・臨時休館日
入館料:大人520円(プラネタリウムなどは別料金)
駐車場:無料(200台)
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