山梨県の宝石スポット昇仙峡 宝石園、信玄の里 宝石庭園に続き、3番目にご紹介する、河口湖 宝石の森。洋館の屋根に王冠が乗っている、ゴージャスかつ珍奇な香り漂うスポットです。
屋根にどっかりと乗ったもの
はい、ドン! 白亜の宮殿。中庭の噴水が涼しげですね。でもやめときゃいいのに、付け加えてしまったものが。なんと屋根に真っ赤な王冠がどっしりと乗っかっています。それがなんとも珍テイスト。
山梨の宝石会社「英雅堂グループ」
河口湖 宝石の森は山梨の宝石会社・英雅堂グループの傘下にあります。珍スポットマニアのみなさんにはおなじみの企業ですね。山梨県の信玄の里 宝石庭園、石川県の七福神センター。どちらも珍なる施設として有名です。
こちらはヨーロピアンテイスト
ここも他の2カ所と同じく観光客がバスでどっさり運び込まれてきます。呼び物は宝石庭園。庭にこれでもかと敷き詰められた様々な宝石が特徴です。信玄の里は錦鯉が泳ぐ池など純日本風でしたが、こちらは西洋風です。
重さ130キロの巨大水晶
庭園の一画に金属製のオブジェがありました。はてなんだろうと近づくと、とてつもなく巨大な水晶がぶら下がっています。茶色がかったこの水晶、なんと総重量が130キロもあるんですよ。
下を通と願いが叶う
茶水晶は力強さ、ねばり強さを与えてくれるパワーストーンで、この下を通ると願い事が叶うんだそうです。下に立つとかなり怖い。クサリの強度が信用できない感じ。おっかなびっくりでさっと通り過ぎただけだけど御利益あるかな。
あれ、お店の人が全然いない
宮殿の中はお約束のジュエリーショップ。七福神センターで販売員のオバチャン方の迫力に恐れをなしていたので、ビクビクしながら入館したんですが、お店の人全然いないよ。あれ、肩すかし。
きらびやかな装飾品にうっとり
苦情が出たので売らんかな式の販売方法はやめたのかしら。棚に珍しい宝石・奇石の数々がたくさん並んでいます。きらびやかな装飾品は見ていてうっとり。
館内はエレガント&ゴージャス
宝石売り場へ続く階段は優雅な曲線を描き、フロアはシャンデリアで照らされています。別室を覗いてみると、フカフカの絨毯にアンティーク調の猫足のチェア。優美ですな。1千万円以上のお値段のついたものもありますが、数百円の宝石ストラップなんかも売ってますのでご安心を。
セミナーって何のセミナーだろう
ただ一カ所だけ、強烈なオーラを出している部屋が。「特別セミナールーム」と書かれたその部屋にはブルーのカーテンがひかれ、関係者以外の立ち入りはご遠慮願いますとのこと。いったい何が行われているんだろう。ううう、入ってみたいような怖いような……。(2007年04月15日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
富士河口湖庭園(ふじかわぐちこていえん)(旧・河口湖 宝石の森)
河口湖宝石の森は2018年11月にリニューアルされて「ハーブ庭園旅日記 富士河口湖庭園」と名称、事業形態が変わりました。このレポートは2007年のものです。現在王冠は建物屋上に乗っていません。富士河口湖庭園住所 :山梨県南都留郡富士河口湖町船津1996
電話 :0555-83-3715
時間 :09:00~18:00
休館日:年中無休
入館料:無料
駐車場:無料(310台)
関連URL:ハーブ庭園 旅日記 富士河口湖庭園