2階は別世界! ぎっしり昭和レトロ空間「昭和なつかし館」【福島】

骨董倶楽部・昭和なつかし館
昭和レトロな観光地は全国に数あれど、福島県会津若松市骨董倶楽部・昭和なつかし館は一風変わっています。1階は骨董店、2階が昭和の街という、驚きの異空間になっているのです。

今回は実際の雰囲気を伝えるために、写真がすべて暗めになっています。

レトロな街並みをそぞろ歩き

骨董倶楽部・昭和なつかし館
会津若松市大町の野口英世青春通りには蔵を改造したカフェや、レトロモダンなおみやげ屋さんが並んでいます。訪れたのは夕暮れ時。薄暗がりにオレンジの灯りがあちこちに灯って、そぞろ歩きにはとても良い雰囲気です。

1階はアンティークショップ

骨董倶楽部・昭和なつかし館
1階のアンティークショップには、昭和レトロな商品が所狭しと並んでいます。これらは売り物なので買うことができますが、まず先に博物館の方を見させていただくことにしました。

写真撮影OKの2階部分へ

骨董倶楽部・昭和なつかし館
お店の方に入場料を払って2階へと急な階段を登ります。「写真、たくさん撮ってくださいねー」と明るい声が階下から聞こえました。写真撮影OKなのは嬉しいですね。

予想外に大きい!? 昭和の街角

骨董倶楽部・昭和なつかし館
上にあがると思わずえっ?と声が出てしまいます。1階のお店の規模から2階の博物館の大きさを推測していたのですが、予想外に大きい。昭和の街の一角がスパッと切り取られたように存在しているのです。2階が特別に広く作られているのかしら……?

いったい何軒のお店があるの?

骨董倶楽部・昭和なつかし館
駄菓子屋の先を曲がると突き当りに銭湯、手前には旅館の入口もあります。床屋にタバコ屋、お寿司屋さん……いったいここには何店舗のお店が入っているのでしょう。

意外に狭さを感じない

骨董倶楽部・昭和なつかし館
実はお店が扉だけだったり、中から覗ける部分しか作られていなかったりするので、意外に建物自体は大きくはありません。しかし館内が薄暗く、距離感が掴みづらいのであまり狭さを感じなのです。

人間の錯覚や心理的盲点を使った素晴らしい演出

骨董倶楽部・昭和なつかし館
それにあふれるようにモノが置かれているので、目を奪われて遠くを見渡すように見たりしないというのもあるでしょうね。人間の錯覚や心理的盲点を上手く使った素晴らしい演出となっています。すべてのお店は館長さんに関わりのあった実在のお店の名前がついているんですよ。

若い人も懐かしさを感じるのかな

骨董倶楽部・昭和なつかし館
昭和30年代は私はまだ生まれていないので見たことがないものもたくさんありました。でもどういうわけだか、懐かしさを感じるんですよね。この感覚、私よりもずっと若い方も感じたりするんでしょうか? 若い人も「懐かしい〜!」って思うものかしら?

ウェザリングはすべて手作り

骨董倶楽部・昭和なつかし館
特に昭和の一般家庭を再現した一角は再現度マックス。ここはお茶の間に上がって手で触ることもできます。天井や壁の汚れもすべて手作りなんですって。館長さんのウェザリングテクニックすごすぎです。

年配の方に感想を聞きたい

骨董倶楽部・昭和なつかし館
展示品は当時実際に使われていたものばかりだから非常にリアル。こたつの上には、食品サンプルでご飯の用意までしつらえてある芸の細かさ。私の両親ぐらいの世代の方にぜひ感想を聞いてみたいです。「あー、これ家にあったのと同じ!」「昔こういうの欲しかったんだよね」なんて会話もはずむでしょうね。

懐かしのジュークボックス

骨董倶楽部・昭和なつかし館
個人的にとても懐かしかったのがジュークボックス。私の父が若い時にジュークボックスを扱う仕事をしていて、我が家には昔のレコードがたくさんあったのです。私が子供の頃でさえすでに懐メロになっていたレコード。小さい時に懐メロを何度も聴いたので、山口百恵やキャンディーズなど今でもそらで歌えるものも多いんですよ。

実際に音楽が聴けるジュークボックス

骨董倶楽部・昭和なつかし館
ジュークボックスにはレコード盤がぎっしり入っています。機械がレコード盤を選んで、レコード針を落として曲が聴ける仕組み。ジュークボックスはよく喫茶店とかに置かれていた音楽の機械で、お金を入れて好きな曲を選ぶと店内で聴けるっていう機械です。このジュークボックスは実際に稼働中ですからぜひ試してみてね。

姉妹店の「珈琲館 蔵」

骨董倶楽部・昭和なつかし館
昭和なつかし館で入場料を払うと、見学後に姉妹店で使える割引券をもらえます。歩いて3分ほどの場所なので一休みすることにしました。こちらは姉妹店の珈琲館 蔵です。白い蔵が目印。昭和なつかし館と同じくレトロな外観ですね。

店内はアンティークグッズでいっぱい

骨董倶楽部・昭和なつかし館
店内はアンティークグッズでいっぱい。灯りもおさえてあって、リラックスできるスペースとなっています。店内も地元の常連さんと思しき方々がたくさんいらしてました。階段を上った隠れ家的なスペースに腰を落ち着けました。

ご近所さんが羨ましい

骨董倶楽部・昭和なつかし館
パフェとコーヒーをいただきました。美味しい! 甘さが染み渡ります。いいなあ、こんなお店が家の近くにあったら私も常連さんになるのに。会津若松市のご近所さんが羨ましい!(2013年11月27日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

骨董倶楽部(こっとうくらぶ)昭和なつかし館(しょうわなつかしかん)

住所 :福島県会津若松市大町1-1-46
電話 :0242-27-0092
休業日:不定休(01月01日〜02日休み)
時間 :10:00~18:00
入場料:200円
関連URL:‎昭和なつかし館

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