大判小判がざっくざく。金ぴかゴールドラッシュの静岡県は伊豆土肥(とい)金山へやってきました。ここで輝く黄金に触れて、開運祈願をいたしましょう。
全長百キロに及ぶ坑道
伊豆では江戸時代から1965年に閉山するまで金が採掘されていました。黄金の国・日本のエルドラドです。なんと全長百キロメートルにも及ぶ坑道があるんですよ。
ピカピカマッチョ黄金像
坑道の一部を観光名所として公開したのがここ土肥金山です。入り口の池には金のコイと、ちょんまげにマッチョなピカピカ黄金像。最初からとばしてます。高まる期待感。
江戸時代の坑道生活を思う
長く伸びた坑道。これ、江戸時代の人は手作業で掘り進んだのよね。重労働だし、事故もたくさんあったろうに、一生の仕事としてここで生活した人もいたんだなあ。
リアルな砂金掘り電動人形
等身大の人形が、江戸時代の砂金掘りを再現しています。人形の中には電動式で動くものもあってリアルです。首の角度がちょっと不気味だけど。夫婦で砂金掘りしてる人もいたそうで。
ウホッ、いい男?
坑道は暑いのでみんな薄着で、ふんどし姿の人もいます。昔は人力で採掘してたからか、この人形たち、筋肉質でかなりガタイが良いんですよ。入り口のマッチョ黄金像といい、な、なんかあやしい雰囲気が。
ちょっぴりお色気サービス
ちゃんとお色気サービスもありますよ。坑道の中では坑内風呂と言って、温泉も楽しめたのです。なんせ百キロにも及ぶ坑道。奥まで掘り進んでいる人は地上に出るのも一苦労だから、中でも生活できるようになっていたんですね。
きれいに整備されすぎて残念
しかしここは観光客も多く、坑道はきれいに整備されているので、珍スポの洞窟につきもののヤバさ・コワさはありません。お子様連れのご家族にもおすすめです。
250キロの世界最大の金塊
資料館には江戸時代の金山の様子を表現したジオラマや、大判小判などの貨幣も展示されています。目玉は、世界一の巨大金塊。総重量250キロ。時価5億4500万円ですよ! ケースには穴が開いているのでみなさん手を入れてなーで、なーでしてます。中には一生懸命ひっかいている人も。監視カメラがばっちり狙ってるので不審な動きをしないようにしましょう。
キンキラ金グッズのおみやげ屋さん
最後におみやげ屋さんへ。これがまたキンキラ、まばゆいばかりの金グッズ・開運グッズ。ここにいるだけでなんか金運が上向いてくるような気がします。開運グッズで黄金ゲットだぜ!(2006年01月29日訪問)【麻理】
参考文献
地図&情報
土肥金山(といきんざん)
住所 :静岡県伊豆市土肥2726
電話 :0558-98-0800
入場料:大人860円
時間 :09:00~17:00(16:30まで受付)
休業日:12月に工事のため休業日あり
駐車場:無料
関連URL:西伊豆 土肥金山 | 家族で楽しめる金のテーマパーク