神奈川県横浜みなとみらいは人気のデートスポット。そんなカップル満載の場所にも珍スポットは存在します。みなとみらいのアイスワールドではマイナス30度の極寒世界を体験できます。
3度目の正直でやっと入場
実は3度目のトライでやっと入場できたんですよ。1度目は定休日でコスモワールド自体がお休み、2度目は平日に行ったら冬は土日のみ営業で入れず、3度目でようやく体験できました。コスモワールドのキャッチコピーは「年中夢中」……これだと普通遊園地は「年中無休」だと思いますよね。まったくぅ。
しょんぼりしている白クマのはりぼて
入り口の横に白クマの張りぼてが置かれていました。なんかショボーンとした表情です。3度もトライすることはなかったのかなあ。心配になってきました。
マイナス30度の極寒世界
アイスワールドはマイナス30度の北極・南極の世界を体験できる施設です。ここを訪れたのは2月11日土曜日。海風が吹きすさぶ寒い寒い日でした。普通にしていても歯がガチガチ鳴るのに、何を好きこのんでさらに寒いマイナス30度を体験せねばならないのか。
雪の中の寒そうな剥製たち
中はやや薄暗く、幻想的なスポットライトの光で演出されています。そこここには雪の世界で暮らす動物たちの剥製。みんな雪が毛皮に降り積もっていて、見た目も寒そう。
だんだん寒さが身にしみてくる
最初はそれほど寒くもないなと思っていました。でもだんだん冷気が体にしみこんできて震えがくるほど底冷えするのです。展示物には「さわらないでください」と書いてあるのですが、手を触れたとたん凍り付きそうでとても触る気にはなりません。
手はブルブル、歯はガチガチ
カメラを持つ手が震えて、なかなか焦点が定まりません。最初幻想的だったスポットライトの明かりが、死の直前に見るという走馬燈のように思えてきました。
もっと厚着してくれば良かった
南極越冬隊の方々でしょうか。いいなあ暖かそうなコート着ていて。私ももっと厚着してくれば良かったよ。暑さはまだ耐えられるけど、寒さは無理ということを身をもって実感。
最後は早足になってしまう
寒さで頭がじーんとしびれてきました。こりゃいかん。最後の方は早足で出口に向かいました。
アイスワールドの出口で
外に出ると冷え切っていたメガネが真っ白に曇りました。側を通った小学生男子が「アイスワールド入りたいよー」と叫ぶと、お父さんが「だめだめ、そんなもの」とにらみつけました。そんなものか……。木枯らしが吹き抜けました。(2006年02月11日訪問)【麻理】
追記
アイスワールドはその後リニューアルされて昔と外観が変わっています。氷山から雪の積もった家へ。ペンギンや雪だるま、白くまの可愛らしいキャラクタが並んでいます。
参考文献
地図&情報
アイスワールド
住所 :神奈川県横浜市中区新港2-8-1 コスモワールド内
電話 :045-641-6591
入場料:500円
時間 :11:00~(日によって変更 要問い合わせ)
休業日:時期によって変更 要問い合わせ