海に岩がゴロゴロ!まるで別の惑星の風景「佐和田の浜」【伊良部島】

佐和田の浜・絶景ポイント
日本の渚・百選に認定されている、沖縄県伊良部島佐和田の浜は海にゴロゴロと転がる無数の津波石が特徴的なビーチです。まるで別の惑星に来たかのような不思議な風景が見られます。

明和の大津波の津波石

佐和田の浜・絶景ポイント
これらの石は、1771年4月24日(明和8年3月10日)に起きた八重山地震の津波・明和の大津波で海底から打ち上げられたものと伝えられています。帯岩の大きさには及びませんが、それでもあちこちに転がった大岩は津波の破壊力の強さを物語っています。

数十トンの巨岩を陸に打ち上げる、恐怖の大津波「帯岩」【下地島】
高さ12.5m、周囲約60m。総重量数十トン。沖縄県下地島の帯岩は大津波で打ち上げられた巨岩です。津波による死者、行方不明者の合計はなんと1万2000人にものぼりました。

ここはまるで別の惑星

佐和田の浜・絶景ポイント
あいにくの曇り空なのが残念です。晴れた日には海面に真っ青な空が写り込んで、それはもう美しいこの世のものとも思われない景色なんです。まるで別の惑星に来たみたい。ところどころ海から突き出た岩が、空中に浮かんでいるかのような不思議な風景。

女子十二楽坊の『輝煌』のロケ地

佐和田の浜・絶景ポイント
女子十二楽坊のプロモーションビデオ『輝煌』はこの佐和田の浜で撮影されました。清々しさや、ワクワク感、キラキラとした輝きを感じさせる『輝煌』は、まさに佐和田の浜にぴったりです。良いロケ地を見つけたもんだなあと感心しました。ぜひ動画のPVもご覧ください。

遠浅で泳ぐのには向いていないかも

佐和田の浜・絶景ポイント
一応泳ぐことも可能ですが、遠浅の海岸でごらんのように干潮地にかなり干上ってしまうため、あまりシュノーケリングなどは楽しめないかも。ここは景色を楽しむためのビーチですね。

伊良部島の秘密の風景

佐和田の浜・絶景ポイント
ついでと言ってはなんですが、別の日に行った伊良部島の秘密の絶景地をご紹介したいと思います。ここは地元の漁師さんに教えてもらった場所。写真はOKだけど、秘密の場所だから詳しい住所はネットには載せないでねと念を押されましたので、入り口の写真はぼかしを入れています。

地元の方だけが知る場所

佐和田の浜・絶景ポイント
道路には看板も標識もないので、地元の人しか知らないでしょうね。特に道らしい道もなく、熱帯植物をかき分けて上り道を進んでいきます。

断崖絶壁の向こうの海

佐和田の浜・絶景ポイント
突然目の前に開ける海! 見渡す限りの地平線に「わあ!」と声をあげずにはいられません。足元は断崖絶壁です。もちろん柵やロープなども皆無。一歩踏み出せば海へ真っ逆様の場所です。案内してくれた漁師さんに足場を確かめてから進むように言われます。

ブルーグリーンのグラデーション

佐和田の浜・絶景ポイント
潮がひいているのでサンゴ礁が海面に現れています。ブルーグリーンの海の色がグラデーションになっていて美しいです。なるほど納得。これは確かに秘密にしておきたい絶景ポイントです。

ウミガメの出没ポイント

佐和田の浜・絶景ポイント
漁師さんが指差す方を眺めるとウミガメがいました。時々息を吸いに海面に上がってくるんですね。この海辺にはたくさんウミガメが出没するそうです。よーく目を凝らして探したのですが、数秒ですぐに潜ってしまうからかこの一匹しか見つけられませんでした。

見つけた人は内緒にね

佐和田の浜・絶景ポイント
最初は高所恐怖症で膝がガクガク笑っていた私ですが、ウミガメ探しに夢中になっているうちにいつの間にか震えが止まっていました。伊良部島は一周ぐるりと回っても45分ほどです。偶然見つけても詳しい場所は内緒にしましょう。非公式の観光地ですから、くれぐれも崖から落っこちないように自己責任でね。(2011年04月21日訪問)【麻理】

参考文献

地図&情報

佐和田の浜(さわだのはま)

住所 :沖縄県宮古島市伊良部佐和田
電話 :09807-8-6250(宮古島市伊良部町役場商工観光課)
時間 :見学自由
入場料:無料
駐車場:20台

絶景ポイントは上の住所・地図ではありません。場所は秘密です。
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